岩手県の情報
東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議 新建岩手支部も構成団体のひとつです
【岩手県ホームページ】【岩手県>震災復興】【いわて防災情報ポータル】
【岩手県>審議会>復興局>岩手県東日本大震災津波復興委員会】【いわて復興ネット_H23.4~H24.6】
岩手県社協ボランティア・市民活動センター|岩手日報 | 岩手日々新聞 | 盛岡タイムス
大船渡市(塩崎さん、佐藤さん)
大船渡市>【東日本大震災情報】【復興計画策定に向けた動き】
陸前高田市 長胴地区(仮設市街地研究会)【NHKニュース深読み110407】
釜石市 根浜地区【NHK総合110508】
後方支援 遠野市、気仙郡住田町(佐藤さん)、一関市
岩手県における取り組み、動向
2018年
1月
22日
月
公開研究会「陸前高田市長洞(ながほら)地区の復興と支援」【JSURP 仮設市街地研究会】
日時:2018年1月22日(月) 18:30~20:00
会場:日本都市計画家協会 Jʻsプレイス
(東京都千代田区神田小川町2-10 香取ビルアネックス2F)
主催:JSURP 仮設市街地研究会
2016年
11月
16日
水
岩手県大槌町 [槌音プロジェクト] チャリティー・コンサートⅤ2016 【一般社団法人槌音、NPO法人motherbord2011日本の道】
日時:2016年11月16日(水) 19:00~(開場18:30)
会場:サントリーホール ブルーローズ
主催:一般社団法人槌音、NPO法人motherbord2011日本の道
後援:岩手県、大槌町
台北在日経済文化代表処台湾文化センター、一般社団法人エル・システマジャパン
新建東日本大震災復興支援会議、新建築家技術者集団東京支部
NPO法人設計協同フォーラム
協力:被災地市民交流会(神戸)
2014年
11月
28日
金
新建 東北ブロック会議 【新建全国・新建復興支援会議】
日時:11月28日(金) 報告会17時~19時、懇親会 19時~21時
会場:仙台ビジネスホテル(仙台市青葉区上杉1-4-25 宮城県庁裏歩2分)
地下鉄 勾当台公園駅(県庁市役所前、バスも同じ)下車
主催:新建築家技術者集団・新建東日本大震災復興支援会議
2014年
11月
17日
月
鎚音チャリティーコンサート 【鎚音プロジェクト、NPO法人日本の道】
日時:2014年11月17日(月) 19:00~(会場18:30)
会場:サントリーホール・ブルーローズ(小ホール)東京・赤坂
主催:鎚音プロジェクト、NPO法人日本の道
後援:岩手県大槌町、エルシステマジャパン、新建復興支援会議、新建東京支部、設計共同フォーラム
協力:被災地市民交流会(神戸)
2014年
8月
09日
土
東日本大震災 救援・復興 岩手県民会議 第4回総会 【岩手県民会議】
日時:2014年8月9日(土) 13:30~
会場:大船渡市魚市場・会議室 (大船渡市大船渡町字永沢174)
※盛岡市からは貸し切りバスが出ますのでご利用ください。
2012年
1月
19日
木
岩手県山田町 「復興事業の一部を都市再生機構に委託」
【河北新報120119】岩手県山田町は、町復興計画の高台移転事業の一部を都市再生機構(UR、横浜市)に業務委託した。復興事業を外部委託するのは被災した岩手、宮城、福島3県の自治体で初めて。
町は昨年12月に策定した復興計画で沿岸部を7地区に分け、津波の被害を受けた地域の高台移転を盛り込んだ。土木工事の専門職員が3人しかいないため、切り土造成して住民を高台移転させる織笠地区の地質調査などを、URへ業務委託することにした。両者は17日に事業推進の覚書を締結した。
町は、他の地区でも計画の進行状況に合わせてURに委託する。
URは、昨年4月中旬から職員2人を山田町に派遣し、復興計画の策定を支援していた。
2011年
11月
11日
金
被災地支援 建築家の提案
【読売新聞111111】被災地に建築家が設計した集会施設や、仮設住宅の完成が相次いでいる。被災者の立場を考えた造り、質の高いデザインは、今後の災害支援で求められる建築のモデルとなりそうだ。三つの事例を紹介する。(文化部 高野清見)
海上輸送コンテナ活用
坂(ばん)茂氏「多層コンテナ仮設住宅」
宮城県女川町の町民野球場で6日、3階建てコンテナ仮設住宅の入居が始まった。避難所の間仕切りや、紙管による建築で国内外の災害救援を行う坂茂氏が、平地が少なく用地が足りない同町に提案した。坂氏の仮設住宅案が、日本で実現したのは初めてだ。
海上輸送用コンテナ(長さ6メートル、幅2・5メートル)を重ねた2階建て3棟45戸、3階建て6棟144戸を設計。前もって製造工場で窓などを開けたコンテナと、フレームを互い違いに積み、フレーム部分も部屋にするなど、合理化を図った。
10月中旬から2階建てコンテナ仮設住宅に住む被災者は「住み心地は快適。鉄骨も見えないし、音も気にならない。普通のアパートみたい」。坂氏は「仮設住宅はあまりにも質が悪い。もっと質を上げる必要がある」と語り、これを一つのモデルとしたい考えだ。
2011年
10月
14日
金
岩手県 「宮古以北の津波なぜ高かった?三陸沖小断層二つ破壊か」
【河北新報111015】東日本大震災で岩手県宮古市以北の岩手県沿岸中部から北部の津波が高かったのは、震災の本震後、三陸沖で二つの小断層が破壊されたためとする研究結果を東大地震研究所の研究グループがまとめた。研究グループは「震源域から遠い岩手で、なぜ波高が高いのか謎だった。近くの発生源から津波が来たため高くなったとみられる」としている。
静岡市で開かれている日本地震学会で14日、発表した。津波は一般的に震源域に近い所ほど高い波が観測され、リアス式海岸では地形などの影響で巨大化しやすいとされる。研究グループの原田智也東大地震研特任研究員は「岩手の津波高は地形の影響だけでは説明がつかず、これまでの研究モデルで計算しても一致しなかった」と言う。
原田特任研究員は本震の発生から3分後、震源域の北部、三陸沖の日本海溝付近で小断層が2分間にわたり破壊されたと想定。その5分後、さらに北部の小断層でも破壊があったとして津波高を計算した。結果は海底津波計で計測された波形とも、現地調査での津波高ともほぼ一致したという。
さらに明治三陸大津波(1896年)の直後、岩手県沿岸の津波高を調査した文書とも照合したところ、今回調査した津波高と類似していた。原田特任研究員は「明治三陸地震の震源とほぼ同じ断層が今回、2回にわたり破壊された可能性が高い」としている。
研究グループは震災後約5カ月間、青森県から千葉県の太平洋沿岸約300カ所を調査。岩手県沿岸中部から北部は津波高20メートル以上の場所が多く、陸地をさかのぼった遡上(そじょう)高が30メートルを超えたのは全て宮古市以北の約10カ所だったことも確認した。
2011年
9月
11日
日
被災3県、復興計画急ぐ 震災から半年
【河北新報110911】東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城、岩手、福島3県は、復興計画を策定し、生活基盤の再構築、産業の再興などを目指す。県議会9月定例会に計画案を出す宮城、既に計画を策定した岩手両県は津波の再来に備えた減災対策を盛り込んだほか、漁業の拠点を整備する。福島第1原発事故の収束のめどが立たない福島県は年内の策定を見込む。復興ビジョンに「脱原発」を掲げ、自然エネルギーによる産業振興を図る。
◎宮城 漁業拠点集約化へ/宅地移転、堤防強化 9月定例会提出
宮城県は15日開会の県議会9月定例会に県震災復興計画案を提出する。「壊滅的被害からの復興モデル構築」を基本理念に掲げ、エコタウン形成や漁業拠点の集約再編を明記。津波避難タワーの建設など342の復旧・復興事業を盛り込んだ。
復興期間は2020年度までの10年間。「復旧期」(3年)「再生期」(4年)「発展期」(3年)に区分し、段階的に復興事業に取り組む。
まちづくりは、住宅や公共施設の「高台移転」と「職住分離」、沿岸の道路や鉄道を盛り土構造に変え、堤防機能を持たせる「多重防御」の3本柱で津波再来に備える。
気仙沼市など三陸地域は高台移転と職住分離を基本に据え、港に津波避難ビルを整備する。名取市など仙台湾南部地域は多重防御を図り、住宅地は内陸側へ移転する。石巻・松島地域は高台移転と多重防御を併用する。
壊滅的被害を受けた水産業復興は142漁港を3分の1程度に集約し、背後地に水産関連産業を集積させて拠点化する。沿岸漁業の漁業権を法人にも与える「水産業復興特区」構想の検討も進め、13年度以降の導入を目指す。
被災した農地は「水稲団地」「野菜団地」などに集約し、生産の大規模化を図る。地盤沈下などで復旧困難な農地は緩衝地帯「千年希望の杜国営公園」として整備する。
エコタウン形成では、復興住宅の全戸に太陽光発電設備を設置する。燃料電池や蓄電池を導入した「省エネ住宅」の普及も促し、再生可能エネルギーの比重を高める。
福島第1原発事故の長期化を予想し、農水産物の放射能検査体制を強化する。東北電力女川原発(女川町、石巻市)周辺の監視態勢や県の原子力災害対応も再構築する。
大震災の教訓を後世に語り継ぐため、津波災害の記録や研究、学習を行う「震災・津波博物館」を核とした「東日本大震災メモリアルパーク」の整備を国に提言する。
復興計画を確実に実行するため、財源確保では「災害対策税」創設を求めた。法人税の10年間免除、集団移転の補助率引き上げなど8分野で規制緩和を図る「東日本復興特区」創設も提言した。
◎岩手 生活基盤を再構築/策定済み 三陸鉄道復旧も推進
岩手県の復興基本計画は、計画案が6月7日に公表され、8月11日の県議会8月臨時会で原案通り可決された。
2011~18年度の8年間が対象。復興に向けた原則やグランドデザインを示し、個々の事業や工程表は復興実施計画を策定し具体化した。
基本計画は「安全の確保」「暮らしの再建」「なりわいの再生」を3原則とし、防災のまちづくりや生活・雇用、経済産業など10分野で計273の取り組むべき項目を掲げた。
まちづくりでは、海岸保全施設とソフト対策を組み合わせた「減災」の考え方に基づき、復興モデルを提示。津波対策の方向性として「おおむね百数十年程度で起こりえる津波の高さを海岸保全施設の整備目標とする」と明記した。
8年間の計画期間は3期に分け、第1期「基盤復興期間」(3年)、2期「本格復興期間」(3年)、3期「さらなる展開への連結期間」(2年)とし、それぞれの実施計画を策定する。
このうち第1期の実施計画は8月2日に公表された。それによると、11~13年度で早期に着手する地域づくりや雇用、産業の再生などの事業354項目を列挙。被災した県立学校や特別支援学校など計73校の正常化や三陸鉄道の不通区間の復旧、県が代行するがれき約380万トンの撤去は13年度までに実施する。
被災者向け公営住宅は16年度、三陸縦貫自動車道の整備は18年度までを見込む。漁業では13年度までに共同利用の漁船6152隻と定置網108基を導入し、水産加工処理施設148カ所などを整備する。
◎福島 年内策定 脱原発探る
福島県は8月11日の県復旧・復興本部会議で、基本理念に「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」を据えた県復興ビジョンを決定した。
「脱原発」の考えの下、再生可能エネルギー産業や放射線医療の研究機関などの拠点を設け、経済的活力と環境とが共生する社会づくりを進めるとしている。基本理念にはほかに「ふくしまを愛し、心を寄せるすべての人々の力を結集した復興」「誇りあるふるさと再生の実現」を掲げた。
佐藤雄平知事はビジョン決定後、「自然エネルギーを産業に結び付ける計画が今日からスタートする」として実現に意欲を示した。
復興計画では「原発に代わる雇用の場」(ビジョン)となる新たな産業について、どこまで具体化できるかが焦点になる。福島第1原発事故が収束しない中、インフラ整備などにどう取り組んでいくのかも注目される。
復興計画の計画期間は、2011~20年度の10年間。近く発足する検討委員会で策定していく。委員は学識経験者や各産業の代表ら20人前後。計画には主要な事業の工程表を盛り込み、地域別でもまとめる。
委員会は10月末に計画素案をまとめ、最終案を12月に県議会に報告。年内にも最終決定される見込み。決定後も、原発事故の状況に変化があれば計画は見直される。
2011年
8月
17日
水
介護施設は満杯 仮設で世話困難、家族の心折れ
【産経新聞110817】東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城両県の被災地で、介護保険施設の定員オーバーが続いている。仮設住宅での高齢者の介護が困難になったり、家族の被災で引き取り手がいなくなるなどの理由で施設への入所者が増加しているためだ。こうした事態を受けて厚生労働省は仮設の特別養護老人ホームや老人保健施設の建設を容認したが、定員オーバー問題に歯止めがかかるかは不透明だ。(渡辺陽子)
厚労省によると、応急仮設施設は平屋建てで、耐火基準をクリアしていることが条件。スプリンクラーの設置も義務づけるが、入所者に差し障りのない範囲で廊下の幅などの基準は緩和した。それでも、社会的弱者の置かれた現実は厳しい。
宮城県多賀城市の特別養護老人ホーム「多賀城苑」では震災直後、別の施設などから一時的に利用者が避難。短期・長期入所の定員70人に対し、ピーク時には85人に達した。内陸施設への転所や家族の引き取りなどで人数は一時的に減ったものの、家族の被災や心労で老老介護が困難になるなど、引き取り手がいなくなる事態が相次ぎ、いまでも約80人が入所している。1人部屋を2人で、4人部屋を5人で分け合っている。
デイサービスや短期入所の利用者らが長期入所に切り替えるケースも。岩手県陸前高田市の医療法人「勝久会」では震災で利用者20人以上が死亡。仮設入居や自宅損壊などで在宅介護の需要は半分以下にまで激減したが、逆に長期入所移行者が約40人になった。
介護を続けてきた家族が震災のショックで心が折れてしまったり、経済的に在宅サービスが受けられなくなった利用者も多いとみられ、同会は「在宅を希望する入所者の心の問題も無視できない」と指摘する。
厚労省によると、利用者負担の「免除証明書」により、入所料や食費などが免除されるのは来年2月まで。受け入れ側も現在は災害救助法で定員オーバーが認められているが、ある施設の担当者は「定員に戻せといわれたときに、入所者の行き場が確保できるのか」と不安そうに話す。
2011年
8月
17日
水
震災直後 42%避難せず 東北3県 被災者調査
【東京新聞110817】政府が岩手、宮城、福島三県で避難している東日本大震災の被災者八百七十人を対象に実施した面接調査で、震災の発生直後に避難した人は57%にとどまり、42%の人は家族を捜したり自宅に戻ったりした後に避難していたことが十六日、分かった。大津波警報を見聞きしなかったと回答した人も58%に上った。半数以上が車を使って避難し、うち三人に一人は渋滞に巻き込まれていたことも判明。政府は調査結果を踏まえ、避難対策の見直しを検討する。
調査は、内閣府と消防庁、気象庁が七月、三県の沿岸地域にある仮設住宅や避難所で実施し、十六日の中央防災会議専門調査会で示した。
それによると、直ちに避難した人のうち、津波に巻き込まれて流されたり、津波が迫ってきたりしたケースは5%にとどまった半面、ぎりぎりまで避難しなかった人では49%に上った。内閣府は「家族を捜すといった行動は迅速な避難を妨げる」と指摘した。
大津波警報を見聞きしたと答えた人は42%にとどまり、そのうち79%が「避難しようと思った」と回答。警報を確実に伝達する必要性があらためて浮き彫りになった。
車による避難は渋滞するので控えるべきだと指摘されてきたが、今回の調査では半数以上が車を使用。「間に合わないと思った」「家族で逃げようと思った」といった理由が目立った。専門調査会の河田恵昭座長(関西大教授)は会合後、「現実を無視するわけにはいかない。高齢化で徒歩による避難が困難な人が増えており、ルールづくりをしなければいけない」と述べた。
2011年
7月
16日
土
気仙沼市、一関に仮設住宅300戸 閉校跡地に
【岩手日報110717】気仙沼市が、東日本大震災の被災者向けの応急仮設住宅約300戸分の用地として、一関市室根町の旧折壁小と同市千厩町の旧千厩中の跡地を計画していることが16日、分かった。平場が少なく、市内だけでは用地確保が難しい気仙沼市に対し、震災当初から支援活動を展開する一関市が用地を無償提供する方向だ。
気仙沼市によると、仮設住宅の必要戸数は3279戸で、7月6日時点の着工戸数(予定含む)はグループホームを除き2561戸。新規の申し込みもあり、約800戸不足していた。市街地が浸水した市内では、平場が少なく用地確保が難航。必要戸数を確保するために宮城県内の他市町村に建設する案もあったが距離的な問題もあり、一関市内が候補となった。
一関市も震災当初から気仙沼市に対し、仮設住宅の用地確保の協力を申し出ていた。両市は19日に地元説明会を開催する。旧折壁小は約100戸、旧千厩中は約200戸の建設が可能で、最終的な着工戸数は調整している。
2011年
7月
09日
土
東日本大震災津波救援し復興岩手県民会議 結成アピール(案) 【東日本大震災津波救援・復旧岩手県民会議】
2011年7月9日に東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議の結成総会が開催され、結成アピールが採択されました。新建岩手支部も加盟団体の一つです。
2011年
7月
09日
土
岩手支部ほか 東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議 「結成総会」 を開催
日時:2011年7月9日(土) 13時30分~16時頃
会場:盛岡市勤労福祉会館大ホール(堀岡氏紺屋町2-9)
主催:東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議
2011年
6月
20日
月
岩手・宮城 現地報告(丸谷 6/17~20)
(2011/06/19 7:37), h.maruya wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0487] 丸谷より100日の14:46
> 大槌町にいました。
> 仙台から車で5時間弱、遠いです。
> 大槌中学校に楽器を届けて来ました。
> 皆さん大喜び!良かった!
> 避難所でも、じっくりと復興住宅への道をきくことが出来ました。
> 今朝は、東松島市に行って、また、復興住宅への道をヒアリングして来ます。
> 小集団でのエネルギー自立型復興住宅への道を模索中です。
> 三井系の研究助成金を考えています。
> 東北工大、東北大学との共同研究として、進められそうです。
2011年
6月
12日
日
岩手県 岩手からの報告(小笠原)
(2011/06/12 5:24), 小笠原 浩次 wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0197] 岩手からの報告
> 新建復興支援会議の皆さんおはようございます
> 岩手支部の小笠原です
> 鎌田さんの報告を読ましてもらいました
> 若干の岩手の状況を報告をします
> 支部としての震災に対する組織的な取組みは残念ながら現在行われていないのが
> 現状です
> 会員としては、斉藤徳重さんが岩手県建設労働組合連合会の会長として連日支援
> 活動の先頭に立って頑張っています
> また、他の会員も仕事や所属組織を通じて支援活動に参加していますが、
> 支部会員が全員が盛岡市内または近郊のため、後方の支援に留まっている状況です
> 冨岡さんが個人会員として参加している岩手地域総合研究所の通常総会が6月19
> 日に宮古市で行われます
> 塩崎賢明教授の記念講演が行われます
> その関連も有ると思いますが、いわて労連機関紙に、いわて労連、岩商連、自治
> 労連、医労連、民医連,自由法曹団、共産党で準備会をつくり、(仮称)東日本
> 大震災救援・復興岩手県民会議の設立の準備を進めているようです
> 6月8日盛岡地域労連主催で「東日本大震災緊急学習集会」が有りました
> 宮古年金者組合の中村国雄さんの報告には、お手伝いをした『愛とヒューマンコ
> ンサート』の様子が紹介され、感謝と感動の涙を流したことが報告されました
> また、田老漁協の準組合員でもある、元医労連書記長の前川昌人さんの報告あ
> り、現在の復興支援では、1/4の自己負担分を漁協組合員は背負うことが出来な
> いことを明らかにし、今までに無い支援・施策を創る必要性を訴えました。「こ
> の現状を見に来てください」が被災現地の声でした
> 私の個人報告は次にしたいと思います
>
> 住まいづくり設計室
> 小笠原 浩次
> (新建築家技術者集団会員)
2011年
6月
09日
木
現地報告(富樫 4/3-5,27-29)
(2011/06/09 9:59), togashi wrote:
Subject: 新建丸山様、富山の富樫です
> おはようございます。
>
> 新建富山支部の富樫豊です。
> 富山建築・デザイン専門学校建築学科非常勤講師、
> 新建在籍歴20年ほどのシルバーです。
> 東日本震災で私にも何かできないかと現地に出かけレポートしてみました。
> 本多先生をはじめ何人かにお送りいたしました。
> 鎌田先生にもお送りしましたところ、支援会議MLに参加されたら
> とアドバイスをいただきました。
> 皆さんのように精力的に活動はできませんが、
> 微力ならいつでもOKです。
> そんな私でもよろしければMLに参加させていただければ幸いです。
>
> こんごともよろしくおねがいします。
>
> 草々
2011年
6月
06日
月
岩手県大船渡市 取り組み報告(佐藤)
(2011/06/06 1:52), 安全・安心な社会創造研究所 佐藤 隆雄 wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0185] Re: 岩手県の復興まちづくり・3パターン
> 本多 先生
> ありがとうございます。本日、4度目の岩定入りから帰ってきました。大船渡がメイン
> ですが、陸前高田、住田、唐桑(気仙沼市)等の調査をしてきました。
> お尋ねの件に関ですが、大船渡市に限って言いますと、6月2日に第2回復興計画策定
> 委員会が開かれ、復興計画骨子案が提示されました。(下記参照)
> http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
>
> 大船渡市が、この案を参照したかどうかは不明ですが、基本的なレベルでは、このよ
> うな考え方は、概ね誰もが考えることで、大船渡市の骨子案も類似系にあると思います。
>
> 大船渡市の復興計画策定委員としても主張していることですが、案を示すことは一概
> には否定しないが、まず、何よりも被災者の考えを聞くべきであり、早急に地区懇談会
> を開始すべきことを訴えてきました。(釜石市は、5月半ばから実施しました。)
> これを受けたかどうかは分かりませんが、当初予定を変え、大船渡市でも、明日から
> (6月6日)、11地区で、地区懇談会が開催されることになりました。
> これを受けて、専門部会(産業・市民生活・都市基盤・防災まちづくり)をW・S形式
> で開催し、基本計画を策定する流れになっていますが、その後は、各集落や町会・学校区
> など、身近なコミュニティ単位での、復興まちづくりワークショップを行なうよう、提案
> しています。
> この提案は、復興局からも概ね賛意を得、基本は岩手県立大学に行なって貰うことに
> なっておりますが、マンパワー的に困難な面も想定されるので、無償(公共からの資金的
> 支援なし)でも支援可能な大学チームや専門家チームを募り、支援体制づくりを、私が
> することにしています。(これは、行政マターとからむので、どこまで実現できるかは、
> 不明な点もありますが、この流れを実現させるべく、全力をあげる所存です。ご支援の程)
> もう一点、「大船渡市民復興会議」を立ち上げました。これは純粋に民間(現段階では
> NPOでも無く任意です。) 6月3日に設立総会を行ないました。
> まだ、事務局も資金も無い団体ですが、兎に角、具体的な復興プロジェクトを自ら実行
> しようと言うことを決め、当面3つのプロジェクトに取り組むことを決めました。
> ① 屋台村プロジェクト:市内の飲食店経営者(7名)が中心
> いち早い営業再開を希望。参加者20名を予定。現在呼びかけ中。中小機構からの仮
> 設施設提供決定。設置場所の用地交渉も目処が立った段階。実行あるのみ?
> ② 漁業再開プロジェクト:綾里、小石浜(恋し浜)漁業青年
> 市・県の漁港復興方針は拠点港復興。待っては入られない。いち早く再開できるよ
> うにしたい。接岸・繋留施設を作れないか。
> ※ 佐藤アドバイス
> 被災者やボランティ主体で、ミニ仮桟橋を創れないか?。法制度・許可条件、等
> 佐藤が調べて、後日、情報送付。(小生も素人なので、アドバイス出来きる方、ご
> 支援をお願いします。)
> ② 住宅再建の2重ローン解消のためのファンド設立プロジェクト 学校教員
> 女川市市民提唱モデルを大船渡にも適用したい。地銀関係者とも懇談。前向けな解答
> を得ている。
> ※ 佐藤アドバイス
> 国も検討中の案件であり、実現可能性は低くない。実行案のツメと国・県への働き
> かけを進める事が重要!。
> ということで、設立総会を終えました。
>
> 皆様、可能な限り、ご支援をお願いします。自ら?、関係者紹介? どちらでも結構です。
>
> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
>> 佐藤 隆雄
>> 独立行政法人 防災科学技術研究所 社会防災システム研究領域 客員研究員
>> 技術士事務所 安全・安心な社会創造研究所 代表 技術士(建設部門:都市及び地方計画)
>> 災害復興まちづくり支援機構 事務局次長 URL:http//www.i-drso.jp/
>> 関西学院大学復興制度研究所 客員研究員
>> 文科省「首都直下地震防災・減災プロジェクト」研究員
>> 神奈川県公共事業評価委員会委員
>> 日本技術士会防災支援委員会委員
>> 財:地域活性化センター 地域づくりアドバイザー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2011年
6月
05日
日
discussion 岩手県の復興まちづくり・3パターンについて(本多)
(2011/06/05 18:31), gwjwk515@yahoo.co.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0181] 岩手県の復興まちづくり・3パターン
> 本多です。
>
> 特に佐藤さんへ
>
> 以下の記事を見ました。
> 現地では、知られていることでしょうか。
> また、現地の受け止め方はどんな風ですか?
>
> ▼被災状況別に復興パターン3案示す、岩手県
> http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110526/547641/
> 岩手県は沿岸の津波被災地の復興に際し、まちづくりの基本形を被災状況別に三つに分
> 類し、5月23日に開いた県の津波防災技術専門委員会(委員長:堺茂樹岩手大学工学部
> 長)で示した。被災地の各市町村が作成する復興計画のたたき台にするよう促す。
2011年
5月
28日
土
愛とヒューマンのコンサート 岩手県(5/28~31)
(2011/05/27 23:29), SUMAI wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0366] 山下です。岩手で28日~31日、愛とヒューマンのコンサート
> 愛とヒューマンのコンサートが岩手県に出発しました。
>
> 5月前半は、宮城県を中心に、名取市・気仙沼市・石巻市に行きました。
> 後半は、岩手支部の小笠原さんからいわて労連、宮古民商の方につないで
> いただき、下記のような行程で、「鎮魂と連帯」の支援演奏会が28日~31日
> に行われます。
> 個の情熱と全国組織の連携によって実現して、ほんとうにありがたいです。
> 小笠原さんからいただいたメールにもありましたが、
> 私もこの行程を見て、涙が出てしまいました。残念ながら私は今回同行できませ
> んが、
> 報告を心待ちにしたいと思います。
> 6月9日~12日も演奏家は支援の予定をしています。
>
> 【奏者 ソプラノ中村初恵さん アコーデオン伊藤恵子さん】の2名
> ■5/28(土) 宮古市(避難所23箇所 避難者1754名 5/17時点)
> ◇11時20分~30分 『鎮魂の地』 シートピアなあど
> 海辺で亡くなられた方・行方不明のみなさんに捧げる祈りの曲
> 「アヴェマリア」を一曲演奏。
> ◆1時00分 金浜老人福祉センター( 避難者数 56名 5/17時点)
> ◆2時20分 愛宕小学校(88名)宮古市愛宕1-4-6 080-2300-1591
> ◆3時40分 鍬ヶ崎小学校(75名)宮古市熊野町6-33 090-9406-2429
> ◇宮古市で泊まりの休暇村陸中宮古で5時30分から6時05分までミニコンサート
>
> ■5/29(日) 釜石市(避難所44箇所1789名)
> ・災害ボランティアセンター080-5949-8087木下さん Fax0193-22-4650
> ◆ 9時00分 大石地域交流センター(3名)釜石市唐丹町字向54
> ◆11時00分大平観光センター(釜石大観音)(45名)0193-22-0141中野さん
> ◆ 1時30分 旧釜石商業高校(61名)釜石市平田6-1-9
>
> ≪被災地をまわりましょう!≫
> 4時30分 釜石 発(新花巻まで 120分ぐらい)
>
> 【奏者 ディオ・ケーナルバ ケーナ八木倫明 アルバ池山由香 2名】
> ■ 5/30(月) 山田町(30箇所1775名)
> 【待合わせ「シートピア なあど」で8時】(休暇村から50分)
> ◆9時00分 豊間根中学校体育館(97名)山田町豊間根3-181-3
> ◆10時30分 大沢ふるさとセンター(50名)山田町大沢8-17-2
> ◆1時00分 船越防災センター(32名)山田町船越6-52-8(移動20分)
> ◆2時30分 大浦漁村センター(31名)山田町船越22-11
> ◇ 宮古市マリンコープドラ宮古市小山田で夜6時から6時50分まで
> 『ミニコンサート』(10人~20人ぐらいになると思います)
>
> ■5/31(火) 大槌町(28箇所1847名))
> ◇10時00分『鎮魂の地』の城山公園で 亡くなられた方・行方不明のみなさ
> んに捧げる祈りの曲を 演奏。(15分)
> ◆11時00分 大ケ口多目的集会所(37名)大槌町大ケ口1-5-5(移動20分)
> ◆ 1時00分浪板地区交流センター(56名)大槌町吉里吉里11-25
> ◆ 2時00分 大徳院(40名)大槌町大槌26-24
> 2時50分 出発(移動 100分)
> 4時30分 陸前高田着
> ◆午後 5時 陸前高田市 高田一中 体育館 で コンサート
2011年
5月
18日
水
岩手県 被災地入り報告(片方 5月連休)
(2011/05/18 10:20), KATAGATA wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0281] Re: 岩手県での取り組み
> 佐藤さん
> 大船渡の復興支援,ほんとうにご苦労様です.復興のプログラムが被災者の支えの
> 力になるよう祈っております.
> わたしも連休になってしまいましたが,郷里(北上市)にもどり実家(風呂場,トイレ
> のコンクリートの壁に大きな断裂)と作業小屋(農機具等を収納すす20坪ほどの広さで,
> 実際にみるともうひと揺れすると崩壊寸前)の被災状態をチェックし,緊急の補修を決
> めてきました.その足で,わたしの勤める大学の同窓生が県庁や一関市などの職員とし
> て支援の活動をしているので,その人たちの案内で被災地に入りました.(同窓生の激
> 励をかねて)
> 陸前高田,久慈,野田村,普代村などです.普代村は防潮堤で守られた村ですが,陸前高田,
> 野田は瓦礫も相当部分がのこり,仮設住宅建設も用地不足でなかなか進んでいません.
> 陸前高田では被災者支援の拠点のひとつをたずねましたが,集まってくる被災者の方々の
> はなしを伺ってみると,高田市の防災上の欠陥をどう克服するかなどがおおきな課題になって
> いたことが大変印象的でした.
> 野田村は高田市と違って,役場が難を逃れたので,公務という点では条件が良い方という
> ことになります.しかし,大堤防の決壊,中心部の被災からどう復興に向かうかはすぐには
> 見えない状況です.
> 防潮堤のありかたについては,高田市と普代村などでの住民や案内をしてくれた県職員との間でも
> 意見が分かれているようです.わたしはとしては,片田さん(群馬大)の見解が重要と思います.
> 漁村,農村をつなぐ鉄道の復旧が大きな課題です.被災状況は線路敷の流失,線路自体の破壊等で
> 大変な状態ですが,復旧のための方針がまったく示されていません.すぐ復旧できるところは
> 動いていますが,多くを占めるそれ以外の路線は展望が見えません.都市部からはなれた農・漁村
> は見放されたままです.
> とりいそぎ,印象のみ.片方信也
2011年
5月
17日
火
岩手県 状況調査報告(鎌田 5/15~17)
(2011/05/17 23:52), 鎌田一夫 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0273] 岩手県での取り組み
> 新建復興MLの皆さん 復興支援会議事務局の鎌田です。
>
> 建設政策研究所に同行して岩手県の状況を調査してきました。
> 宮古市、山田町、大船渡市、陸前高田市などを視察してきましたが、大船渡や陸前高
> 田は報道されていますが、佐藤さんの指摘の通り山田町も凄まじい(井上ひさしの小
> 説にもある吉里吉里地区も壊滅)状況です。
> 詳しくは後日報告しますが、とりあえずの感想です。
>
> 岩手県の復興に向けた取り組みについては、ヒアリングした県会議員の話「初めはも
> たもたしていたが、国の復興会議での知事の発言以降、まともになってきた」が象徴
> 的です。具体には漁業(漁協)を軸にした復興政策です。復旧・復興の目標がはっき
> りしています。農協・漁協と対立状態といわれる宮城県とは違います。
>
> もうひとつの特徴は、市町村が主体的に取り組んでいること。県は危険区域の指定を
> 市町村に任せせるとし、宮古市では派手さはないが市民の意見を踏まえて地道に取り
> 組んでいるように見えます。加えて、遠野市や住田町に見られるように、周辺市町村
> がしっかり後方支援をしていることです。住田町の木造仮設住宅については、担当課
> 長からじっくり背景を聞くことができました。
>
> 岩手県は基本的には津波被害であり、この克服は容易なことではありませんが、多少
> 突出ぎみといわれる大船渡市長を除けば冷静に対応しているように見えました。
>
> とはいえ、地域ごとの取り組みでは解決できないことも多く、岩渕さん阿部さん等が
> 係わる宮城県民センターの立ち上げには関心が高いようです。
>
> 岩手支部の小笠原さんが新建支援会議のメンバーに入ってくれることになりました。
> 事務局の皆さん、HPなどの改定をお願いします。
>
> 山下さん:6月11日の住まい連、住宅会議の集会で、新建支援会議を代表して宮城の
> 状況をスライドを使って報告してほしいと言う要請が来ています。よろしくお願いし
> ます。
2011年
5月
17日
火
discussion 岩手県の取り組み(鎌田)
(2011/05/17 23:52), 鎌田一夫 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0273] 岩手県での取り組み
> 新建復興MLの皆さん 復興支援会議事務局の鎌田です。
>
> 建設政策研究所に同行して岩手県の状況を調査してきました。
> 宮古市、山田町、大船渡市、陸前高田市などを視察してきましたが、大船渡や陸前高
> 田は報道されていますが、佐藤さんの指摘の通り山田町も凄まじい(井上ひさしの小
> 説にもある吉里吉里地区も壊滅)状況です。
> 詳しくは後日報告しますが、とりあえずの感想です。
>
> 岩手県の復興に向けた取り組みについては、ヒアリングした県会議員の話「初めはも
> たもたしていたが、国の復興会議での知事の発言以降、まともになってきた」が象徴
> 的です。具体には漁業(漁協)を軸にした復興政策です。復旧・復興の目標がはっき
> りしています。農協・漁協と対立状態といわれる宮城県とは違います。
>
> もうひとつの特徴は、市町村が主体的に取り組んでいること。県は危険区域の指定を
> 市町村に任せせるとし、宮古市では派手さはないが市民の意見を踏まえて地道に取り
> 組んでいるように見えます。加えて、遠野市や住田町に見られるように、周辺市町村
> がしっかり後方支援をしていることです。住田町の木造仮設住宅については、担当課
> 長からじっくり背景を聞くことができました。
>
> 岩手県は基本的には津波被害であり、この克服は容易なことではありませんが、多少
> 突出ぎみといわれる大船渡市長を除けば冷静に対応しているように見えました。
>
> とはいえ、地域ごとの取り組みでは解決できないことも多く、岩渕さん阿部さん等が
> 係わる宮城県民センターの立ち上げには関心が高いようです。
2011年
5月
16日
月
岩手県 「中核魚市場を2年内に復旧 県が水産復興工程表」
【岩手日報110517】県は16日、東日本大震災津波復興委員会の総合企画専門委員会を開き、復興ビジョンに盛り込む重点事業の具体的な工程表を公表した。最重点に掲げ る水産業については、今年の夏までに被災した漁協事務所や魚市場の仮復旧を実施。秋までに必要な漁船の整備や漁港機能の応急復旧を目指す。2013年3月 までに中核魚市場を本格復旧し、製氷施設を新たに整備することなども掲げた。
同計画は柱となる七つの重点事業ごとに緊急(1年内)、短期(3年程度)、中期(3年以上)の目標を設定。特に沿岸住民の生活に直結する水産業については「早期に現金収入の獲得手段を確保する」(農林水産部)との方針から漁期に合わせて具体的目標を示した。
漁協を核とした漁業、養殖業の構築として、サバ、イカ漁が本格化する今夏までに24カ所のうち14カ所が被災している漁協事務所を復 旧。9月までに28カ所のうち21カ所で被害が出ているサケふ化場の仮復旧を実施する。現在、5726隻の流失が確認されている漁船については、ワカメの 種付け作業が始まる秋までに必要な漁船を共同利用などの形で整備する方針だ。
被災した魚市場については、夏漁までに設備の仮復旧を実施。流通・加工体制の構築に向けて、13年3月までに大船渡、釜石、宮古、久慈の中核市場を本格復旧させ、製氷施設の新たな整備を行う。
また、県内111カ所の大半が津波で被災した漁港は、秋サケ漁が始まるまでに土のうを積むなどして応急復旧した後、14年3月までの段階的な復旧を想定。倒壊した防潮堤の応急復旧や漁場のがれき撤去などは年内に実施することも示した。
今回の計画は、主に国の第1次補正予算に盛り込まれた事業を中心に提示。今後の2次補正などを踏まえて、さらに具体的な事業を盛り込む方針だ。
また、まちづくりの項目では災害に強い防災型都市・地域づくりを重点に設定。今年7月末までに生活環境に支障が生じるがれきの撤去を完了させ、おおむね1年以内に多重防災型のまちづくり計画を策定するとした。
(2011.5.17)
2011年
5月
03日
火
福島県 福島市で 「ワンパック相談会」 を開催
日時:2011年5月3日 13:30~16:30
場所:あずま動物公園内体育館(福島市郊外)
主催:阪神淡路まちづくり支援機構付属研究会
2011年
5月
03日
火
岩手県 大船渡市 復興計画策定委員会、「自治復興」組織の立ち上げを(佐藤)
(2011/05/03 3:46), 安全・安心な社会創造研究所 佐藤 隆雄 wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0068] Re: Re: Re: Re: 【事務局より連絡】復興支援会議のメンバー全体会議を5/10開催します。