陸前高田に仮設カフェオープン 「まちのリビングに」
![【写真=オープンした仮設カフェ「りくカフェ」。住民らの交流拠点を目指す=陸前高田市】](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/sd385557fc41e68ac/image/i7ec9aa4cd62391bb/version/1326165817/image.jpg)
【岩手日報120110】陸前高田市高田町の鳴石地区に9日、仮設カフェ「りくカフェ」がオープンした。東京大の小泉秀樹准教授ら都市計画や建築の専門家と地元住民でつくる「まちのリビングプロジェクト」の一環。近隣はいずれも津波被災した鵜浦医院や吉田歯科医院、森の前薬局の仮設施設が集まっており、住民が憩う交流拠点を目指す。
セレモニーで小泉准教授は「たくさんの人の協力で実現した。本当の意味でまちのリビングに育ってほしい」とあいさつ。関係者がテープカットで祝った。
カフェの運営は3医療機関に関わる女性やその友人たちが担う。「運営協力金」を受け飲食を提供する仕組みでコーヒー1杯200円。手作りケーキなども用意する。平日が午前10時から午後4時まで、土曜日は正午まで。日曜定休。時間外はレンタルルームとしても貸し出す。