【NHKニュース深読み110409】『進み始めた県外避難 ~全国で私たちができること~』
受け入れ成功の自治体の秘密を探る「行政とボランティアの連携がポイント」(新潟県長岡市)
仮住まいの避難者と受け入れ側の課題「新しい住民とともに新しいコミュニティーを」(東京都立川市)
避難先における情報提供の受付について(全国避難者情報システム)
東日本大震災等により、避難されている皆様、避難先の市町村へご自身の避難先等の情報をご提供ください。住所地(避難される前のお住まい)の県や市町村から、見舞金等の各種給付の連絡、国民健康保険証の再発行など、重要なお知らせをお届けできるようになります。
総務省>重要なお知らせ>避難先における情報提供の受付について(全国避難者情報システム)【ポスター】
政府公報オンライン>全国避難者情報システム
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遠方避難の動向
2012年
1月
01日
日
被災地とともに:/1(その1) 町会ぐるみで支える
【毎日新聞120101】東北地方に深い爪痕を残した東日本大震災。地震や津波、東京電力福島第1原発事故で故郷を離れた人たちは今も、慣れない土地で避難生活を続ける。都内でも震災直後から、こうした被災者を地域や個人で受け入れ、支援する動きが各地で広がった。また、被災地にボランティアなどで足を運び、人生観を変えた人たちもいた。そんな彼らのまなざしを通して、都会と被災地との間に生まれた新たな「絆」を見つめてみたい。【町田結子】
◇避難者に安心--八王子・長沼
昨年10月。八王子市長沼町の集会所に、クリーニング済みの冬物衣類が所狭しと広げられていた。こたつやストーブ、5キロに分けられた米も。町内で避難生活を送る人たちに使ってもらおうと、すべて町会が集めた物資だった。
「不安なことがあったら何時でも構わないから電話くださいね」
ストーブを手にした福島県いわき市の高久美智代さん(43)に、町会長の菱山寛治さん(61)が声をかけた。故郷で働く夫(36)と離れ、8月から小学1年の長男と避難生活を始めた高久さんは、その言葉がとても心強かった。
◇ ◇
長沼町にあるコニカミノルタの社宅マンションには昨年5~12月、宮城や福島の被災地から来た19世帯56人が入居した。避難所としての社宅は退去期限を今年3月末に控え、入居者にとっては慌ただしい生活が続く。そんな人たちを「少しでも支えたい」と願い、活動を続けるのが長沼町会(約990戸)だ。
入居が始まった昨年5月上旬。市役所の担当者から連絡を受けた菱山さんは他の町会役員と相談し、まずは自分たちの電話番号などを記した用紙を、避難してきた全戸を回って手渡した。同時に、避難生活でのニーズを的確に把握するため独自のアンケートを実施。「市内に親戚はいますか」「医療・介護は必要ですか」「相談したいことはありますか」--。取りまとめた結果をもとに、さっそく夏物衣類や日用品の提供を回覧板で全町会員に呼びかけた。町内の老人会や子ども会には「新しい町会員」を誘ってほしいと声をかけた。
◇ ◇
町会長の菱山さんは父の体調悪化をきっかけに10年ほど前、神奈川県平塚市から長沼町の実家に戻り、アパート経営の傍ら8アールほどの田や畑で米と野菜づくりをしている。04年から町会長を務める。若いころ、10年近く稲城市消防本部に勤務した経験があり、町会で自主防災組織も結成させた。「大災害が起きれば私たちもいつ他人のお世話になるか分からない」と避難者のことが人ごとに感じられず、支援を始めた。
昨年8月、福島県富岡町から避難している中島豊さん(78)が自転車で浅川河川敷を散歩中に道を間違え、30キロ以上離れた川崎市内の交番まで迎えに行った時のこと。ワンボックスカーの助手席に乗せた中島さんの長男久夫さん(53)が話し始めた。
中島さん親子は全域が原発事故の警戒区域になっている富岡町で米や野菜を作っていた。畜産農家からもらった堆肥(たいひ)を使うなど、こだわりの低農薬の作物は柔らかく食味もいいと評判で、遠方から買い付けに来る人もいる人気だった。20年かけて作り上げた田畑は今、高く伸びた草木が覆う。
「土が元通りになるまで20年はかかるでしょう」
自らも米、野菜を作っている菱山さんには切ない農家の気持ちはよく分かり、忘れられない言葉になった。そしてこう心に刻んだ。
「自分たちにできることは限られている。だからこそ、できる限りの支援のために地域で力を合わせよう」
◇お年寄り笑顔になれる場--みのり会
被災地の仮設住宅などでは高齢者の「孤立化」が課題となっている。多くの被災者が生活する八王子市長沼町では、地元の老人会が高齢の被災者に門を開き、慣れない土地で生活を始めたお年寄りが「笑顔になれる場」を作り出している。
昨年12月24日。同町の集会所で忘年会を楽しむ地元のお年寄りの中に、福島県楢葉町から避難している渡辺洋子さん(69)の姿があった。「今度、遊びにおいでね」。同世代の輪の中で、自然と笑顔がこぼれた。
忘年会を開いていたのは、同町の老人会「長沼みのり会」(約50人)だ。設立45年。会員は毎月の誕生会のほか、定期的に開くカラオケや手芸、輪投げなど趣味の部会活動を通じ交流を深めてきた。
近くの社宅に被災者の入居が始まった昨年5月、斎藤哲雄会長(77)らは高齢者がいる世帯を訪ねて回った。「気軽に顔を出してくださいね」と活動や行事予定が書かれた会報を手渡した。得意な「輪投げ」の文字を見つけた渡辺さんは、集会所に足を運ぶように。社宅で避難生活を送る35人のうち、65歳以上の高齢者は8人(12月26日現在)。これまで3人が入会した。
同県いわき市の飯島正克さん(70)は、大好きなカラオケで会を盛り上げる。自前のカラオケセットは自宅に置いてきたままで、参加は「いい気晴らし」という。11月にあった地域の祭りでは、みのり会代表の一人として300人以上の前でマイクを握り、大きな拍手を浴びた。「一緒に楽しんでもらえればそれでいいんです」と話す斎藤会長。仰々しい自己紹介も特別なもてなしも、必要なかった。
2011年
7月
25日
月
富山県 「震災忘れゆっくりして 福島の2家族 夏休み黒部に避難」
震災忘れゆっくりして 福島の2家族 夏休み黒部に避難
【中日新聞110725】福島県の郡山市と伊達市の二家族が二十四日、東京電力福島第一原発事故の放射線被ばくから子どもたちを遠ざけるため、黒部市のファスナー製造会社「YKK」の社宅に、夏休み中の一時避難した。同県内の子どもたちを支援する「富山SAVEふくしまチルドレン」が仲介し、被災者受け入れ事業をしている黒部商工会議所の協力で実現した。
一時避難したのは、郡山市の会社員古川藤三郎さん(52)の妻邦子さん(46)と長男の小学四年裕貴君(9つ)、伊達市の会社員霜山茂さん(39)の妻恵さん(33)と三人の子どもとめい。両家族とも黒部市に来たのは初めて。
二家族とも車で黒部入りし、商議所で受け入れ態勢などの説明を受けた。植木直人商議所副会頭は「黒部は地震がなく、震災のことは忘れてゆっくりしてください」と述べた。
社宅の部屋には、商議所とYKKがそろえた冷蔵庫などの電気製品や布団セット、鍋や歯ブラシなどの生活用品がそろい、すぐにでも生活できる状態。二家族は「こんなにしてくれるとは」と感謝していた。
郡山、伊達両市とも原発から約六十キロの距離。古川邦子さんは「学校では屋外にいる時間も制限され、汚染が心配だった。外に出ても心配しないで遊べるような普通の小学生らしい夏休みを過ごさせたい」と語った。霜山恵さんも「今月一歳になったばかりの小さい子もいる。子どもたちは外でマスクをしないでいいので、のびのび遊んでほしい」と、一時避難生活への思いを語った。
2011年
5月
23日
月
埼玉県 「県が民間住宅借り上げ提供 福島県の依頼受け」
東日本大震災:県が民間住宅借り上げ提供 福島県の依頼受け /埼玉
【毎日新聞110524】福島県からの避難者に対し、上田清司知事は23日、民間住宅を県が借り上げて提供すると発表した。16日に福島県から依頼文書が届き、準備を始めたという。入居開始時期は未定だが、上田知事は「できるだけ速やかにやりたい」と話した。
住宅は、県宅地建物取引業協会などから紹介を受け、県が契約して入居者を募る。期間は原則1年で、最長2年まで延長が可能。上限6万円の家賃のほかに、敷金や礼金などの入居にかかる費用を一時的に県が負担。災害救助法に基づき、負担した費用は国から福島県経由で支払われる。
福島県から避難してきている約1200世帯が対象だが、実際の入居戸数は未定。福島第1原発事故により避難指示が出ている地域や住宅が全壊するなどした世帯が優先されるという。
2011年
5月
19日
木
県外避難者 進まぬ「住宅借り上げ」
【しんぶん赤旗110519】埼玉県に見る 自治体間に調整遅れ
東日本大震災や福島第1原発事故で被災した岩手、宮城、福島各県で民間賃貸住宅を借り上げる制度が実施されています。被災県から他県に避難する人にも提 供されますが、自治体間の調整が遅れ、なかなか進んでいません。福島県から多くの被災者が身を寄せる埼玉県では―。(海老名広信)
家賃は国負担、2年間使える制度
埼玉県に集団避難してきた福島県のある自治体の職員は「県外避難者の生活支援として民間賃貸住宅借り上げ制度は大きな役割を発揮する」といいま す。この自治体では3月から福島県に同制度の県外適用を求めていますが、5月半ばになっても「県が実施の形を示さない」ことに困惑しています。
厚生労働省が被災3県にだした通知では、民間賃貸住宅について、各県(市町村)が家主と契約し家賃(上限あり)や敷金など諸費用を負担することで、被災者が入居できます。すでに個人で契約し入居している人も、この制度に切り替えることが可能です。
被災県以外への避難者も適用されます。その場合、避難先の県が契約者として家賃を負担し、かかった費用を被災県に請求します。最終的に費用は国庫負担となります。
岩手県で約150件、宮城県で1562件、福島県で5370件の入居・申請がありますが、いずれも県内のみ。県外からの報告はゼロで、制度利用の進捗(しんちょく)状況は見えません。(5月16日現在)
制度を知らず
埼玉県八潮市は独自施策として4月15日から避難者に対して、民間アパートを借り上げて提供しています。家賃6万2千円まで、契約期間3カ月の条件で物件を紹介。現在、13世帯が入居し、すべて福島県民です。
同市は、借り上げ住宅30戸分の予算を約750万円計上しています。八潮市は、国の借り上げ制度について本紙が問い合わせるまで知りませんでした。
早急に対応を
福島県は8日、宮城県は11日、都道府県に民間賃貸住宅の借り上げを依頼しています。埼玉県には4月中旬にも要請していました。
ところが、事態は進んでいません。その理由を、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が聞いたところ、県担当者は「家賃負担の上限枠など具体的な実施要領 が被災県から示されないと動けない」と回答。被災県の出方を待っている状態で、県内に周知されていません。県の動きを待たず八潮市のように、民間住宅を借り上げて被災者に提供する独自施策を実施している自治体がいくつもあります。
日本共産党の八潮市議団に避難者から住居確保について相談が寄せられています。市議団は「市の施策は評価できますが、2年間利用できる国の制度のほうが被災者には安心でしょう」といいます。
塩川衆院議員は「被災者の生活を真剣に応援する立場で、国も関係自治体も早急に賃貸住宅を借り上げるよう全力をあげるべきです」と語ります。
2011年
5月
19日
木
岩手県 「31都府県に616人避難 埼玉に131人」
本県被災者、31都府県に616人避難 埼玉に131人
【岩手日報110519】東日本大震災に伴い本県沿岸12市町村から県外に避難している人は31都府県の計616人(16日現在)に上ることが分かった。
避難先は青森県から沖縄県まで広範囲に及び、埼玉県の131人が最多で千葉(90人)、青森(68人)、神奈川(65人)、静岡(55人)、東京(35人)、秋田(24人)と続く。
避難先は自治体の避難施設や親類宅などさまざまだ。県によると、早い時期から避難者受け入れに動いた自治体に集まった可能性がある。
大阪(14人)、兵庫(12人)など関西広域連合の構成自治体も目立つ。宮城は1人、福島はゼロで、被災県への移動は少ない。
沿岸部から本県内陸部の親類宅などに身を寄せる避難者は、二戸市から藤沢町まで12市町村の計578人。最多は紫波町の148人で滝沢村141人、盛岡市126人と続く。
データは総務省が取りまとめている「全国避難所情報システム」に基づく。自己申告式に加え情報集約中のため、人数は今後さらに増えそうだ。
県市町村課の後藤仁一主事は「支援メニューなど必要な情報を漏れなく全国の被災者に届けたい」としている。
(2011.5.19)
2011年
5月
17日
火
避難者把握進まず行政支援に壁 滞在先登録わずか9分の1
【中日新聞110517】東日本大震災や福島第1原発の事故で、多くの被災者が関東や中部北陸、関西地方に避難し、国や自治体が居どころの把握に苦慮している。総務省は4月下旬から、避難者の滞在先を登録する「全国避難者情報システム」の運用を始めたが、登録者数は避難者全体の9分の1程度。背景には自治体の周知不足と、いまだ体育館などの一時避難所に滞在している人が多いことがあるとみられる。
同システムでは、震災前の住所と避難先、滞… [記事全文]
2011年
5月
08日
日
宮城県 「県外への避難者、少なくとも1500人」
県外への避難者、少なくとも1500人
【朝日新聞110518】震災で県外に避難している被災者が、少なくとも1543人いることが分かった。総務省の全国避難者情報システムを通じ、県が避難先で登録した被災住民を
8日現在で集計した。最多は新潟県の250人。秋田県183人、埼玉県155人、静岡県137人、兵庫県134人と続く。
このシステムは、全国各地にいる避難者の情報を把握するために開設された。県外で暮らす被災者が避難先の自治体に氏名や住所を登録すると、震災前に住んでいた自治体に情報が通知される。任意なので、実際の県外避難者数は登録者を上回る可能性がある。
2011年
4月
30日
土
厚労省 「東日本大震災に係る応急仮設住宅としての民間賃貸住宅の借上げの取扱について」 を被災3県に通知
2011年4月30日(土)、厚生労働省は、岩手県、宮城県、福島県の被災3県に対し「東日本大震災に係る応急仮設住宅としての民間賃貸住宅の借上げの取扱について」を通知しました。
2011年
4月
28日
木
福島県 「県外避難3万3912人 新潟、埼玉、東京の順-28日現在」
県外避難3万3912人 新潟、埼玉、東京の順--28日現在 /福島
【毎日新聞110429】県は29日、東日本大震災による県外への避難者が、44都道府県で3万3912人(28日午後5時現在)に上ると発表した。最多の避難先は新潟県の7782人。埼玉県(4301人)、東京都(3644人)が続く。
県はこれまで、独自に各都道府県に照会して避難所や公営住宅など行政側が用意した施設の避難者をまとめていた。今回は、総務省の「全国避難者情報 システム」が25日から本格稼働したことを受けて調査を進め、前回発表時(25日)から2694人増加。これまでに把握できていなかった親類・知人宅への 避難者なども確認できたことが理由という。県は「今後、調査が進めば、さらに数が増える可能性がある」としている。
上位3都県以外に避難者が1000人を超えているのは、群馬県2730人▽山形県1861人▽栃木県1859人▽秋田県1080人--で、沖縄県にも129人が避難している。【松本惇】
県外避難者大幅増3万3912人…福島県
【読売新聞110430】福島県は29日、東日本大震災や福島第一原発事故による県外避難者数は計3万3912人(28日現在)になったと発表した。
親戚宅などに身を寄せる被災者の所在地情報を一元化する総務省のシステムを活用した結果、25日現在の避難者数より約2700人増えた。避難先の都道府県別では、6番目だった東京が3番目(3644人)に上がった。
システムは震災後に構築され、自主的に避難した人たちが任意で最寄りの自治体に届け出る。
(2011年4月30日10時17分 読売新聞)
2011年
4月
10日
日
6人に1人「もう限界」 県外避難者アンケート
6人に1人「もう限界」 県外避難者アンケート
【共同通信110410】東日本大震災発生から1カ月を前に、被災地から県境を越えて 避難した160人を対象に共同通信が実施したアンケートで、6人に1人に当たる18%が自宅から遠く離れて避難生活を続けることを「もう限界」と回答し た。不安なことは生活費や仕事が多く「眠れない」など精神的なショックが続いている人が半数を超えた。
福島第1原発事故が収束しない中、先が見えない避難生活の疲れや憤りを訴える声が多かった。当面の生活費や就労の支援のほか、帰宅が実現する時期のめどや補償方針を示すなど、被災者が生活再建の青写真を描けるような支援が急がれる。
アンケートは4~8日、各地の避難所や公営住宅を訪問するなどして実施。回答者の内訳は福島県から逃れた人が145人、宮城県12人、岩手県3人。
県外避難に耐えられる期間は「1カ月、もう限界」が18%、3カ月が17%、半年14%、1年10%だった。 「休職し、生活費が入らずに過ごすのはそろそろ限界」(仙台市から福岡市、30代女性)、「知人宅に世話になるのは1カ月が限界」(福島県南相馬市から北 海道釧路市、50代女性)、「先が見えず途方に暮れている」(福島県浪江町からさいたま市、20代女性)などの声があった。
不安なことを三つ挙げてもらうと「お金(生活費)」が53%で最多。職を失った人が多く「仕事」50%が続き、他は「住まい」40%、「残した家や財産がどうなるのか」30%、「自分や家族の健康・病気」28%、「子どもや孫の教育」25%。
震災による精神的なショックが続いている人は55%。「地震や津波の夢を見る」「ストレスで帯状疱疹(ほうしん)になった」「テレビで津波の映像を見ると気分が悪くなる」といった訴えが相次いだ。
地元自治体と連絡が取れず、情報が入らないという人は43%いた。「(仮設住宅の申請など)地元の状況がつかめない。情報が一番ほしい」(南相馬市から東京都内、40代男性)との声も。
一番の望みは「家に帰りたい」「元の生活に戻りたい」が圧倒的に多い。「原発が収まってほしい」(福島県いわき市から千葉県成田市、60代男性)「故郷に残った孫の笑顔が見たい」(宮城県気仙沼市から札幌市、60代男性)「行政は健康上の問題や補償をはっきり説明して」(いわき市から長野県軽井沢町、30代女性)などの意見が寄せられた。
2011年
4月
10日
日
県外避難者受け入れ、新潟が最多/香川は18人
県外避難者受け入れ、新潟が最多/香川は18人
【四国新聞110411】共同通信の10日までの集計によると、東日本大震災の被災地から県境を越えて避難した人は、東京電力福島第1原発の事故が続く福島県を中心に約3万4500人に上る。
避難先は県外からの避難者を集計していない岩手、福島両県を除くすべての都道府県に及ぶ。最多は福島県南相馬市からの集団避難約2300人を含め約8500人を受け入れ+ている新潟。埼玉約3600人、群馬約3千人、山形約2100人と続く。東日本が大半を占めるが、沖縄にも約900人が避難している。香川は18人。
知人宅や民間住宅に身を寄せている避難者を集計していない自治体も多く、実際の県外避難+者はさらに多いとみられる。
2011年
4月
09日
土
NHK ニュース深読み 『進み始めた県外避難 ~全国で私たちができること~』 を放送
【NHKニュース深読み110409】東日本大震災の被災者の県外避難が始まりました。避難には2種類あります。1つは体育館や公共施設など「避難所」への一時避難。もう1つは公営住宅や仮設住宅などの「仮住まい」への引っ越しです。避難が長期化した場合、私たちは被災者をどのように受け入れ、接していけばいいのでしょうか。
・受け入れ成功の自治体の秘密を探る「行政とボランティアの連携がポイント」(新潟県長岡市)
・住まいの避難者と受け入れ側の課題「新しい住民とともに新しいコミュニティーを」(東京都立川市)