福島県 「県外避難3万3912人 新潟、埼玉、東京の順-28日現在」

県外避難3万3912人 新潟、埼玉、東京の順--28日現在 /福島

毎日新聞110429】県は29日、東日本大震災による県外への避難者が、44都道府県で3万3912人(28日午後5時現在)に上ると発表した。最多の避難先は新潟県の7782人。埼玉県(4301人)、東京都(3644人)が続く。

 県はこれまで、独自に各都道府県に照会して避難所や公営住宅など行政側が用意した施設の避難者をまとめていた。今回は、総務省の「全国避難者情報 システム」が25日から本格稼働したことを受けて調査を進め、前回発表時(25日)から2694人増加。これまでに把握できていなかった親類・知人宅への 避難者なども確認できたことが理由という。県は「今後、調査が進めば、さらに数が増える可能性がある」としている。

 上位3都県以外に避難者が1000人を超えているのは、群馬県2730人▽山形県1861人▽栃木県1859人▽秋田県1080人--で、沖縄県にも129人が避難している。【松本惇】

 

県外避難者大幅増3万3912人…福島県

読売新聞110430】福島県は29日、東日本大震災や福島第一原発事故による県外避難者数は計3万3912人(28日現在)になったと発表した。

 親戚宅などに身を寄せる被災者の所在地情報を一元化する総務省のシステムを活用した結果、25日現在の避難者数より約2700人増えた。避難先の都道府県別では、6番目だった東京が3番目(3644人)に上がった。

 システムは震災後に構築され、自主的に避難した人たちが任意で最寄りの自治体に届け出る。

(2011年4月30日10時17分  読売新聞)