2011年

6月

16日

discussion 福島県復興ビジョン・脱原発を明記

(2011/06/16 0:47), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0470] 福島県復興ビジョン・脱原発

> みなさま
>
> 京都支部の榎田です。
>
> 15日に開かれた福島県復興ビジョン検討委員会で「脱原発」を基本理念とするこ
> とになったとのことです。
>
> ----------------------------------------------------------------------
> http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110615/dst11061519090016-n1.htm
> 産経新聞 msn産経ニュース 2011年6月15日
>
> ■福島県の復興ビジョンに「脱原発」
>
> (2011.6.15 19:07)
>
>  学識経験者による福島県の「復興ビジョン検討委員会」は15日、県内におけ
> る「脱原発」を基本理念として打ち出すことを決めた。7月末に正式決定し、県
> が年末にまとめる復興計画への反映を求めていく。福島第1原発事故の収束後、
> 焦点となる福島第2原発の再稼働の可否に大きな影響を与えそうだ。
>  基本理念では、「『脱原発』の考え方のもと、原子力への依存から脱却」と明
> 記。再生可能エネルギー産業を新たに集積し、「環境との共生と経済的な活力が
> 両立するモデル」を目指すとしている。
>  鈴木浩座長(福島大名誉教授)は「原発への立場を決めないと復興は進められ
> ない」とした上で「(原発に依存した)雇用などの新たな受け皿は短期間に論じ
> られない。県が復興計画で検討してほしい」と述べた。
>
> ----------------------------------------------------------------------
> http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110616k0000m040077000c.html
> 毎日新聞 毎日.jp 2011年6月16日
>
> ■福島復興計画:「脱原発」姿勢明確に…県のビジョン検討委
>
>  福島第1原発の事故を受けた「福島県復興ビジョン検討委員会」(座長、鈴木
> 浩・福島大名誉教授)は15日、復興に向けた基本理念のたたき台をまとめた。
> 「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」を柱に掲
> げ、「脱原発」の姿勢を示した。
>
>  たたき台にはこのほか、「省エネ、リサイクルの推進」「環境と経済が共生す
> るモデル」などを盛り込んだ。
>
>  検討委は鈴木座長ら有識者12人がメンバーで、7月末に最終案をまとめる。
> この提言を踏まえ、県は復興計画を年内に取りまとめる方針。
>
>  検討委は5月に発足。これまでの会合で「原子力から自然エネルギーへの転換
> を図るべきだ」「福島第1原発事故の教訓から脱原発を明確にしてほしい」との
> 意見が相次いでいた。【種市房子】
>
> (毎日新聞 2011年6月15日 20時15分)
>
> ----------------------------------------------------------------------
>
> 2011/06/16
> ━━━━━━━━━━━━━━━
> 榎田基明 ENOKIDA Motoaki
> ━━━━━━━━━━━━━━━

(2011/06/16 5:17), 丸谷 博男  wrote:
Subject: 曇天夏蒸

> 北から南から通信
>
> 昨夜は月食だったのですね。気がついた時にはもう明るくなっていました。
> でも、東京は曇り空でしたね。
> さて、大震災の復興構想が各自治体から出始めました。
>
> 福島県では、6月15日の福島県復興ビジョン検討委員会で以下のような資料がありまし
> た。
> 「脱原発」の方向で意見がまとまるようです。
> http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=11916
>
> 【修正点(6月10日の第3回検討委員会の意見を踏まえ、下記について修正しました。)】
> ○基本理念について
>
> ・(※1)「オールふくしまによる復興」を「ふくしまを愛する人すべての力を結集した
> 復興」とした。
>
> ・(※2)「原子力災害による影響・不安の払拭」を「原子力災害の克服」とした。
>
> ○主要施策について
>
> ・(※3)施策の時間軸や本県の災害の特徴を捉え、主要施策を、「緊急的対応」、「ふ
> くしまの未来を見据えた対応」、「原子力災害対応」の3つの柱に分類した。
>
> ・(※4)「地域のきずなの維持・再生・発展」を「地域のきずなの再生・発展と未来を
> 担う人づくり」とし、維持に関わる部分は、「応急的復旧・生活再建支援」に位置づ
> け、「未来の子どもたちのための新生ふくしまづくり」のうち、子どもたちの育成に
> 関わる部分を「未来を担う人づくり」に位置付けた。
>
> ・(※5)新たな時代を切り開く産業づくりについて、グローバルに発展させるとともに、
> 一方では、地域内での経済循環も重視した
> 産業構造をイメージし、「新たな時代をリードする産業づくり」とした。
>
> ・(※6)再生可能エネルギーに関する施策を、「再生可能エネルギーの飛躍的推進によ
> る新たな社会づくり」とし、ふくしまの未来
> を見据えた対応の主要施策に位置付けた。

(2011/06/16 8:01), Miura wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0471] 福島県復興ビジョン・脱原発を明記

> 皆様
>
> お早うございます。嬉しいニュースです。
> 第1報は京都の榎田さんから発信されましたが、
> 当会議のメンバーの鈴木浩先生が座長を務める
> 「福島県復興ビジョン検討委員会」は、「脱原発」
> を基本理念とすることを、昨日記者会見で発表し、
> 意見を集めて7月中に知事に答申すると言うこと
> です。
> 福島県はIT産業などが存在することで、県民所得
> が18位(平成19年)にあるということですが、原発
> 依存の町もあり、多くの意見が寄せられることと思
> います。何よりも福島県を放射線物質廃棄物の最
> 終処分場化しようと狙う勢力からの圧力も考えら
> れます。
> 原発関連用地の更地での返還を堂々と主張して、
> 復興を地域の主権で実現出来るように応援したい
> と思います。             三浦史郎

(2011/06/16 10:30), 谷守正康 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0472] Re: 福島県復興ビジョン・脱原発を明記

> 兵庫・谷守です
>
> 脱原発の方向との報道です
> 原発外の原子力関係についてはどのように検討されて行くのでしょうかね?
> 放射能については、原子の性質なので、コントロールする事は科学的に不可能なので
> しょうかね?
> 原子力関係の科学者等、物理学者の見解はどのようなものなのでしょうかね?
> 放射能については、原子力エンジン、原爆実験によって、今までに福島原発事故どこ
> ろではない放射能の量が地球上にばらまかれて来、現在もばらまかれているのではな
> いかと思えます
>
> 株式会社 谷守建築設計事務所

 

(2011/06/16 10:33), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0473] Re: 福島県復興ビジョン・脱原発を明記

> 本多です。
>
> 「福島県復興ビジョン検討委員会」すごいですね。
> この検討委員会の記録(各回の資料、議事録)を読み進んでいたところでした。
> 検討委員のみなさんの真剣・真摯な発言、鈴木座長の適切なさばきかたに感心しています。

2011年

6月

13日

discussion  「木造耐震診断士」の資格について(柳沢・東京支部)

(2011/06/13 16:46), wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2592] 「木造耐震診断士」の資格について

> 東京支部のみなさまへ
> 企画部 柳澤です
>
> 最近の状況から以前から気になっていた「木造耐震診断士」の資格を取ろうと調べてみました。
>
> 東京都内で窓口となっている「財団法人 東京都防災・建築まちづくりセンター」のHPを参照
> してください
> http://www.tokyo-machidukuri.or.jp/tatemono/2011taishin_koushuukai.html#耐震診断技術者育成講習会の開催・修了考査の実施
>
> それによると6月20日から受付となっていました。
> これはタイムリー!ということでさらに調べてみたのですが、しかし・・・・
>
> 私は以前 平成16年にこの耐震診断の講習は受けていました。(この時は講習だけでした)
> それとの兼ね合いもよくわからなかったので、東京都防災建築まちづくりセンターの担当者に
> 直接電話で聞いてみました。
> すると、東京都の運用が平成18年に変わり今回は新たに講習から受けなおす必要があるとの
> ことでした。
> そして 講習の後の考査を合格して「木造耐震」の資格が得られるという事でした。
> しかしここが問題!!
> それで「木造耐震診断士」になるかというと、「木造耐震診断士」という“個人資格”はない
> のだそうです!!
> それはなんで??
> つまりまだ「木造耐震診断士」は全国的な資格体制としては成り立っておらず、「木造耐震診
> 断士」については実質的には各自治体(村~県)ごとに対応しており、その実態・内容は“ば
> らばら”ということでした。
> こうした実情の下、法整備もなく個人資格としての「木造耐震診断士」という個人資格は「無
> い!」という事です。
> ちなみに東京都では、この講習を受講してかつ考査(受講料+考査料=10,000円他に6,500円の
> テキストが必要)に合格すると(合格するのはむづかしいらしく東京都のレベルは高いそうで
> す。)、その個人が所属する事務所が東京都に申請(申請料50,000円!)すると「木造耐震診
> 断事務所」という看板が挙げられる許可が東京都から得られるという事です。
>
> こんなことがわかりました。
>
> なんだかなぁ~~
> ということで今回受講するかどうするか考えてしまいました。
>
> このようなところにも、きちんとした実動に直接結びつく統一した体制づくり法整備が早急に
> 必要とつくづく思います。
> (これについて情報を持っている方おしえてください。)

(2011/06/13 17:08), 富塚 孝 wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2593] Re: 「木造耐震診断士」の資格について

> 新協建設工業株式会社富塚です。
> 私も講習を受けて一回不合格で、二回目で何とか合格しました。講習内容と直接
> 的関係がある終了考査問題は半分ぐらいです。計算問題(壁量計算、耐震ランク
> 判定、など練習をしていないと面喰います。
> また、事務所としての東京都の認定ですのでメリットはありません。
> 診断力、耐震計算の基礎を再学習することと割り切るのがよいでしょう。
> 行政区でもこの資格を知らないところが多く、事務所協会会員でないと補助金受
> 給のための耐震診断と認めません。

(2011/06/13 17:25), wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2594] Re: 「木造耐震診断士」の資格について

> 富塚さま
> 柳澤です
>
> 早速の返信情報ありがとうございます。
>
> すでに資格を取られていたとはさすが富塚さん
>
> また考査方法もわかり大変そうだ!ということもわかりました。
> 富塚さんの言うように、自分のレベル向上にと割り切って受講するということがよさそうです
> ね。
> 大変に参考になりました。ありがとうございます。

(2011/06/13 19:36), Hiroshi Hasebe wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2595] Re: 「木造耐震診断士」の資格について

> 柳澤様
>
> ご無沙汰しています
> 講習会は「木造住宅の耐震診断と補強方法」を使用して行われます。
> 私の時は工学院の宮澤健二先生が講師でしたが、「ここが重要ですよ」
> と云われた個所は、確かに重要な事柄ですが、富塚さんのメールにある
> ように試験には50%も出題されません。私の時の合格率は33%程度
> だったと思います。登録事務所は「都耐協」の会員になっています。
> 東京都は都耐協をバックアップしていますが、東京都内全ての自治体で
> 認められているという訳ではありません。
> 活動、各自治体の木造耐震補助についてなどは「都耐協」のHPが参考
> になると思います。
> ================================
> 株式会社 雄設計 長谷部 浩
> ================================

(2011/06/13 20:46), とも企画設計 村上久美子 wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2596] Re: 「木造耐震診断士」の資格について

> 柳澤様
>
>  渋谷区の設計事務所は、
>  東京都の耐震診断登録事務所になれば、
>  渋谷区の耐震診断コンサルタントに登録できますよ。
>  建築士事務所協会推薦がなくても大丈夫です。
>
>  区からの派遣で、指定された木造住宅の耐震診断を行う仕事です。

 

>
>  ということなので、他の自治体はともかく
>  柳澤さんにとっては役にも立つ資格だと思います。
>
>                          村上

(2011/06/14 0:11), 高本 明生 wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2597] Re: 「木造耐震診断士」の資格について

> 高本明生です。
>
> 東京都木造住宅耐震診断士について、柳沢さんの書かれたとおり。
> 個人が受講し、考査に合格する事が要求されます。
>
> その後、合格した個人が所属する設計事務所が東京都防災建築まちづくりセン
> ターに申請すると東京都耐震診断事務所として登録されます。
>
> ただし、診断に関わる業務のマニュアルを作成し、その通りに業務を遂行するこ
> とが求められます。
>
> 東京都23区内では、豊島区、
> 23区外では、幾つかの市町村が、この東京都耐震診断事務所を診断機関として
> 認めています。
>
> 多くの市区町村が、建築士事務所協会独占状態という事を考えれば
> 設計者にとっても、住まい手にとっても、選択肢が広がるということになると思
> います。
>
> 昭和56年以前に建設された木造住宅の耐震性を上げるというのは、大事な事です
> から、建築技術者としての姿勢から判断した方が良いのではないでしょうか?
>
> ちなみに、私の事務所は、東京都耐震診断事務所に登録しています。
> 診断技術者は高本直司です。
> この間、町田市以外で、国立市、武蔵野市、東大和市等で耐震(精密)診断を行
> いました。
> 他の方々が登録してくださると、遠くまで出かけなくて済みますので、助かります。

(2011/06/14 15:48), wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2598] 木造耐震診断事務所についての情報(柳澤)

> 富塚さん 長谷部さん 村上さん 高本さん
>
> みなさんの実際に則した「木造耐震診断士」に関する情報ありがとうございました。
> 実際の様子がたいへんよくわかりました。
>
> 資格の有効期間についてわからないところがあったので、防災まちづくりセンターに再度確認
> しました。講習の後の考査に合格すると合格通知がその個人に郵送されるそうで、その後は三
> 年ごとの更新手続き(更新考査料:3,000円)が必要だそうです。
> そして「木造耐震診断事務所」の登録も三年更新だそうです。更新料8,000円
>
> なんかお金のことばかり言うのはちょっと気が引けますが、講習+考査料が10,000円と言うのは
> 納得しても、「木造耐震診断事務所」新規登録料が50,000円というのはねぇ~~
> かといって事務所登録しなければ実質的に有効な資格ではないようですし・・・
> 耐震コンサルタントの報酬は少ないようですし・・・
> 考査はむづかしいようですし・・・
>
> これから「木造耐震診断技術士」?(こういう名称も無いみたいですが)を取ろうという方は
> これらの内容を参考にしてください。
> 6月20日から申し込み開始です。
> 富塚さんのおっしゃるように自分の技術レベルの研鑽と割り切るのがよいのかもしれませんね。
> わたしはもうちょっと考えます。それでは(柳澤)

(2011/06/14 16:01), wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2599] Re: 木造耐震診断事務所についての情報(柳澤)

> 海老沼です。
>
> 柳澤さんの発信からはじまった「木造耐震診断士」のやりとりをずっとみてました。
>
> みなさんからお返事が来るたびに、なるほど…
> たいへん勉強になりました。
> (このMLすごいなぁ・笑)
>
> よくわからないながら興味を持って見ていましたが、なんだか役所(?)の収入源みたいでいやだなぁ…('-'*)
>
> 資格はおいといて、
> でも内容自体はわたしも勉強したいなぁと思います!
>
> 感想まで…でした。

(2011/06/15 12:26), Naoji Takamoto wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2603] Re: 木造耐震診断事務所についての情報(柳澤)

> 柳澤様
> みなさま
>
> 耐震診断の報酬についてのお話が出ていたので、私も少し触れてみます。
>
> 当事務所での通常の耐震精密診断の流れは、
> ①事前説明、見積書提出(1h×1人)
> ②契約、プレ調査(2h×2人)
> ③本調査(4h×2人)
> ④報告(2h×1人)
> という流れです。(①、②を同時に行う場合もあり)
> 報告書の作成は2.5~3日人かかっています。
>
> それで費用は基本18.9万円(税込)
> 面積が100平米を超える場合や既存図面がない場合は追加です。
> (補助が1/2、10万円まで出る行政庁ではすんなり進みますが、1/3補助や5万円
> までの行政庁ですと躊躇される方もいます)
>
> 2010年度は診断8件、補強設計につながったのはうち6件です。
> 細かいですが多少の仕事にはなります。
>
> また、登録耐震診断事務所が任意で加入する都耐協では東京都建築防災まちづく
> りセンター経由の耐震相談の受け皿になっていて、いくつか相談も受けたりしま
> した。(西東京市、小金井市)
>
> あと、この間の地震で耐震診断及び補強設計のニーズが増えているので、それに
> 対応できる人が少しでも増えるのはありがたいことだと思います。
>
> 講習及び考査は皆さんが触れている通り、実務上どうこうというものではありま
> せんが、マニュアルの作成など当事務所ではいいきっかけになったと思っています。
> 登録費用は高額ですが、、、

(2011/06/15 14:47), とも企画設計 村上久美子 wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2604] Re: 木造耐震診断事務所についての情報(柳澤)

>  渋谷区の耐震コンサル報酬については様々な経過と駆け引きがあるなかで、
>  渋谷区の関係者や、建築士事務所協会渋谷支部役員の皆さんの努力で
>  今年度から7万円/1件→10万円/1件に上がったばかりです。
>  この金額で充分でないことは区も事務所協会も認識しています。
>
>  他の区はわかりませんが渋谷区の耐震診断コンサルタント派遣のシステムは
>  事務所協会渋谷支部役員が面倒な調整役をやってくれているのでなんとか
>  回っている感じです。事務所協会会員以外のコンサルタントへの対応も
>  彼らがボランティアでやっています。
>  気の遠くなるような面倒なことがたくさんあり、見ていて頭が下がります。
>                                 
> 村上 

(2011/06/15 16:29), Naoji Takamoto wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2605] Re: 木造耐震診断事務所についての情報(柳澤)

> 村上様
>
> 耐震コンサルタントとは、実際に耐震診断はしないが、流れをアドバイスする立
> 場なのでしょうか?それとも耐震診断を実施する立場ですか?
>
> 制度運用の要となる組織がしっかりしていると、耐震診断、改修の助成の利用が
> 進むのですね。同じことを町田市でも実感しています。
>
> 町田市では
> 市と契約したNPOがアドバイザーを派遣し、
> ・希望者に対し無料で簡易診断(調査を簡易化した一般診断レベル)を実施
> ・簡易診断の結果、補強やよりくわしい診断の要望があれば精密診断に進む
> ・精密診断は町田市に登録した耐震診断士が実施
> ・アドバイザーは依頼者の立場に立ってアドバイスをする(報酬は町田市から)
> というアドバイザーと耐震診断士の二本立てになっていて、「簡易診断」によっ
> て、ある程度のスクリーニングがされるので精密診断以降の流れがスムーズです。
>
> また、耐震改修の設計が完了した段階で、市の委託を受けた「検査士」がチェッ
> クを行う「設計審査」や、「中間検査」「完了検査」もあり、補強工事の質を保
> つ工夫がされています。
>
> 以上、村上さんに触発されて書いてみました。

(2011/06/17 19:31), とも企画設計 村上久美子 wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2608] Re: 木造耐震診断事務所

> 高本 様
> 皆様
>
>  渋谷区の耐震診断コンサルタントの仕事は、木造住宅耐震診断と
>  補強計画の1例を依頼者に示すことです。
>  依頼者は自己負担0円。
>  コンサルタントは区から派遣されるし、費用も区が払ってくれます。
>  
>  補強に進む場合で、渋谷区の補助金を使う場合は
>  依頼者は耐震診断コンサルタントと直接契約することが条件になります。
>  1.0以上をめざす補強であれば
>  1軒あたり、費用の1/2かつ100万円までの補助、
>  高齢者や障がい者であれば、費用の2/3かつ150万円までの補助
>  を依頼者は工事完了後にもらえます。
>  
>  補助金をもらうには判定も必要です。
>  建築士事務所協会渋谷支部が判定機関に指定されていて
>  診断と補強計画、見積等が適切かどうかの判定をしてくれます。
>  費用は2万円/件。(判定をするという労力と責任に対してあまりに安いです
> よね。)
>  
>  診断時の調査は基本的には非破壊です。
>  具体的な調査方法は個々のコンサルタントに任されていますが
>  私たちは書類からの類推、目視、打診、点検口からの確認。
>  コンセントを外して壁材を確認する。軸組みの倒れを計る
>  程度を行っています。
>  確認できない筋違などはないものとして診断しています。
>  不利側で判断しますから余分に補強しているかも知れませんが、
>  調査に費用をかけるなら、その分を補強に使えばいいという話が
>  渋谷区と耐震診断コンサルタントの打合会でよく話に出ます。
>  家中を調査されることを嫌がる依頼者も多いので、
>  調査を簡易にすることは、より多くの人に診断を受けてもらう意味でも
>  効果を発揮していると感じています。
>
>                             村上

 

2011年

6月

13日

discussion 原発推進堅持/首相「エネルギー政策白紙から見直す」はどこへ?(榎田)

(2011/06/13 13:49), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0456] 原発推進堅持/首相「エネルギー政策白紙から見直す」はどこへ?

> みなさま
>
> 京都支部の榎田です。
>
> 福島第一原発事故を受けて、菅首相は「エネルギー政策を白紙から見直す」と
> し、見直し作業を従来の経済産業省ではなく政府の国家戦略室で行うことにな
> り、6月9日に開かれた第9回新成長戦略実現会議で論点や検討体制が提示されま
> した。それによると新成長戦略実現会議の中に「エネルギー・環境会議」を設置
> し、「革新的エネルギー・環境戦略」の検討を行うとのことです。
>
> と、ここまでは良いのですが、肝心の原子力発電については、「安全性への挑
> 戦」として、
>  ・原子力事故・安全の徹底検証
>  ・最高度の原子力安全の実現
> を掲げ、原子力発電の縮小や撤退は検討課題にも入っていません。
>
> 自然(再生可能)エネルギーの実用化や発電・送電の分離などの論点も入っては
> いますが、これだけの事態を起こしておきながら全く何も変わっていないのは一
> 体どういうことでしょう。
>
> また、先週からドイツ・ボンで開催されている気候変動枠組み条約の特別作業部
> 会で、日本政府が温暖化対策として従来どおり原発重視の発言をしたため、環境
> NGOから「化石賞」(会期中、交渉で後ろ向きな発言をした国に毎日贈られる不
> 名誉な賞)が贈られたそうです。
>
>
> ■国家戦略室 新成長戦略実現会議
> http://www.npu.go.jp/policy/policy04/archive02.html
> *第9回会議の配布資料を参照
>
>
> これに対して「eシフト」や「環境エネルギー政策研究所」から意見が出されて
> います。
>
> ■eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会))
> 「勝手に密室で決めるのはやめてください! ~ エネルギー政策の中身はこれま
> での延長!?~」
> http://e-shift.org/wp/wp-content/uploads/2011/06/PressRelease10June2011.pdf(PDFファイル)
>
> ■環境エネルギー政策研究所
> 「国民の国民による国民のための原子力・エネルギー政策へ 『エネルギー・環
> 境会議』への『12の提言』」
> http://www.isep.or.jp/images/press/110611ISEPpress.pdf(PDFファイル)
>
>
> ----------------------------------------------------------------------
> http://www.asahi.com/politics/update/0605/TKY201106040549.html
> 朝日新聞 asahi.com 2011年6月5日
>
> ■原発推進姿勢を堅持 国家戦略室のエネルギー戦略素案
>
> (2011年6月5日1時38分)
>
>  政府の国家戦略室がまとめた「革新的エネルギー・環境戦略」の素案が明らか
> になった。東京電力福島第一原発の事故を受けた今後の政府のエネルギー政策の
> 方向性を表したものだが、「重要戦略」の一つに原子力を明記。事実上、原発推
> 進路線を堅持する姿勢を示した。
>  菅直人首相は、原発事故をきっかけにエネルギー政策を「白紙から見直す」こ
> とを表明。見直し作業は、エネルギー政策を担当する経済産業省ではなく、国家
> 戦略室が事務局の「新成長戦略実現会議」に移した。この会議のもと、国家戦略
> 相を議長とする「エネルギー・環境会議」を近く発足させる。ここには、民主党
> からは党成長戦略・経済対策プロジェクトチーム座長の直嶋正行元経産相が加わる。
>  国家戦略室がまとめた素案によると、福島第一原発事故を受け、「エネル
> ギー・環境会議」が「踏まえるべき基本方針は何か」としたうえで、重要戦略
> に、省エネルギー、再生可能エネルギー、電力システム、原子力など六つを列挙
> した。
>
> ----------------------------------------------------------------------
> http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJPJAPAN-21575920110607
> REUTERS 2011年6月7日
>
> ■発送電分離などエネルギー6分野で7月めどに論点整理=新成長戦略実現会議
>
> (2011年 06月 7日 22:10 JST)
>
>  [東京 7日 ロイター] 政府は7日に開催した新成長戦略実現会議で、新し
> いエネルギー政策の策定に向けた議論を開始した。
>  発送電分離を含む電力事業形態のあり方や省エネルギー推進など6つの論点に
> ついて、今年7月をめどに基本原則と優先課題を設定する論点整理を行い、年末
> をめどに基本方針を打ち出す。玄葉光一郎国家戦略担当相が議長を務める「エネ
> ルギー・環境会議」を分科会として設置し、具体策の議論を進めることも決めた。
>  この日の会議では「革新的エネルギー・環境戦略」の基本方針として、1)省
> エネルギー、2)自然エネルギー(再生可能エネルギー)、3)化石燃料の効率
> 的利用など資源・燃料、4)安全検証などを含む原子力、5)発送電分離など電
> 力システム、6)雇用創造などエネルギー・環境産業、の6つを重要論点と位置
> づけ、原子力発電所事故の発生以前から課題となっていた省エネと自然エネル
> ギー、資源・燃料などの効率化利用について、優先的に議論を進めることを決めた。
>  原子力と電力システム、エネルギー・環境産業の3つは、政府がこの日初会合
> を開催した原発事故調査・検証委員会の議論を踏まえつつ検討を進めるが、7月
> をめどにまとめる中間整理では「基本的に主な論点を整理し、政策の優先順位を
> 決める。その中で(発送電分離を含む)電力システムもある程度、課題整理だが
> 何らかの形で触れることになる」(平野達男内閣府副大臣)という。
>
> ----------------------------------------------------------------------
> http://mainichi.jp/select/biz/news/20110608ddm008010042000c.html
> 毎日新聞 毎日.jp 2011年6月8日
>
> ■新成長戦略実現会議:原発依存見直し着手 年末までに方針
>
>  政府は7日の新成長戦略実現会議(議長=菅直人首相)で、今後のエネルギー
> 政策を議論する「エネルギー・環境会議」の新設を決めた。東京電力福島第1原
> 発の事故を教訓に、原発に依存する現行政策の抜本的な改変に着手。電力会社の
> 地域独占の見直しや、発電部門と送電部門を分離する「発送電分離」、太陽光発
> 電など再生可能エネルギーの拡大策などを検討し、年末までに基本方針をまとめる。
>
>  菅首相は7日の会議で「エネルギーのパラダイム転換を実現する」と強調。玄
> 葉光一郎・国家戦略担当相を新設する会議の議長に決めた。今後の議論では、首
> 相が提唱する太陽光・風力など再生可能エネルギーの具体的な利用拡大策や、発
> 送電分離など電力供給体制の抜本的見直しまで踏み込めるかが焦点。
>
>  「発送電分離」は家庭や企業などに電力を送り届ける送電網を電力会社以外の
> 新規電力事業者に開放する意味があり、競争の活発化で、海外に比べて割高な電
> 気料金の引き下げにつながるとの期待もある。ただ、電力大手各社は組織解体に
> つながる「発送電分離」に強く抵抗しており、議論の行方が注目される。
>
>  また、原発依存の見直しに絡んでは、海江田万里経済産業相がこの日の会議
> で、全国の原発が定期検査後も全面停止し、すべてを火力で代替した場合、燃料
> 費が今年度で約2・4兆円、来年度以降は年間3兆円超増えるとの試算を報告。
> 「国民負担増加につながる」と、脱原発に慎重な考えを示した。経済同友会の長
> 谷川閑史代表幹事も「原発が全面停止したら、電力供給をどう確保するのか」
> と、急激なエネルギー政策の転換に懸念を表明した。【宮島寛、野原大輔】
>
> (毎日新聞 2011年6月8日 東京朝刊)
>
> ----------------------------------------------------------------------
>
> 2011/06/13
> ━━━━━━━━━━━━━━━
> 榎田基明 ENOKIDA Motoaki
>             vdori.m@nifty.com
> ━━━━━━━━━━━━━━━

2011年

6月

13日

discussion バイオトイレプロジェクト「DEWAT」(丸谷)

(2011/06/13 9:23), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0450] 丸谷より石巻市相川の佐々木さんへ

> 佐々木さん
>
> この内容は、関係者の皆様にもお知らせしたいので、このメーリングでお知らせしま
> す。
>
> 仮設住宅+汚水浄化システムを電気を必要としない嫌気型浄化槽で賄う。小便は便器の
> 段階で分離し、肥料として活用し、大便だけを浄化槽で分解します。
> プロジェクトとしては、共同トイレと浄化システムを構築します。
> 仮設住宅ではなくても、集落内の浄化システムとして構築する事も良いと思います。
>
> このシステムは、インドから多くの情報が発信されています。「DEWAT」というもので
> す。
> 資金は、まだ確定はしていませんがアメリカからの支援となると思います。NPO日本の
> 道でなんとかしますので、佐々木さんの関われる相川で実施できないでしょうか。
> ご検討ください。
>
> 東北の各地で、インフラの再構築がなされますが、起伏の多いところでの公共下水道
> は大変維持管理に経費がかかり、自治体の大きな負担となります。
> それぞれの、集落で処理する事が合理的と考えます。
> このプロジェクトは、そのモデルプランを一集落で実現し、これからの復興へ一石を
> 投じることができればと思っての行動です。
>
> 陸前高田の保育園には、簡易型のものを提供し子ども達がすでに使用しています。
>
> 丸谷博男

DEWATS05_09small.pdf
PDFファイル 506.6 KB

(2011/06/13 10:23), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0452] 丸谷より、トイレの取組みです。

> バイオトイレプロジェクトの仲間のDave Bockmannです。
>
> 彼は、 Community Development Expert, talks about the eco-san toilets
> constructed in Kovalam panchyat near Chennai through JICA-IBEKU Leadership
> Development Training Program,
>
> 以下、ユーチューブのビデオです。
>
> ■Dave Bockmann のコメント
> http://www.youtube.com/watch?v=6HFA1xrPcGQ
>
> ■DEWATS の紹介
> http://www.youtube.com/watch?v=n9EzBNuR0cM

 

2011年

6月

12日

discussion 平成23年5月10日 東日本大震災復興構想会議決定 「復興構想7原則」 にたいする意見(丸谷)

(2011/06/12 5:27), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05175] 復興萌芽

> 北から南から通信
>
> 忙しくしているうちに、復興構想会議の「復興構想7原則」という重要な文章を、気づ
> かずにいました。今日はこの文章に対する私の意見を述べます。
> 皆様も、一緒に考えてみましょう。すでに、見ている方はもう一度。
>
> 平成23年5月10日 東日本大震災復興構想会議決定 
> 復興構想7原則 にたいする意見(丸谷博男)
>
> 「東日本大震災復興構想会議」においては、4月14日の第1回会議以来、精力的に審議
> を重ね、また、一連の現地視察を実施した。
> 6月末目途の「第1次提言」に先立ち、本日、当会議は、「復興構想7原則」を策定した
> ので、これを公表する。今後、この7原則に基づき、各界・各層のご意見を仰ぎつつ、
> さらに議論を深め、未来の日本にとって希望となる復興の「青写真」を描いていきた
> いと考える。
>
> 原則1:失われたおびただしい「いのち」への追悼と鎮魂こそ、私たち生き残った者に
> とって復興の起点である。この観点から、鎮魂の森やモニュメントを含め、大震災の
> 記録を永遠に残し、広く学術関係者により科学的に分析し、その教訓を次世代に伝承
> し、国内外に発信する。
>
> (意見)本当に大切な事は、何だろうか。
> 原則の第一番に、モニュメントのようなものづくりの話しが出てくるのは残念に思う。
> 自然現象をしっかりと科学的に受け止め、私たちのまちづくりのあり方が自然現象に
> 対してあまりに人間本位、経済本位に陥っていた事を反省し、自然との共生、地球環
> 境との共生をまずは、宣言する事が第一番に必要な事ではないだろうか。
>
> 原則2:被災地の広域性・多様性を踏まえつつ、地域・コミュニティ主体の復興を基本
> とする。国は、復興の全体方針と制度設計によってそれを支える。
>
> (意見)既存の地域コミュニティを主体とする復興という基本方針には異論はない。
> ただし、既存の地域コミュニティをそのまま肯定する事には問題がある。地域資源と
> 地場産業が高齢社会によって維持されていたこと、その高齢社会の基盤が崩壊してし
> まった時に、その復興には経済的な展望と若い力が必要であること、そして地場産業
> がけして安定した状況の中で維持されていたわけではない事を明らかにし、日本の経
> 済構造、都市構造に対しての反省と、地域経済への見直しが必要である事を明記しな
> ければならない。
>
> 原則3:被災した東北の再生のため、潜在力を活かし、技術革新を伴う復旧・復興を目
> 指す。この地に、来たるべき時代をリードする経済社会の可能性を追求する。
>
> (意見)原則2と同様。あまりにも情緒的で現象的なことばでしかない。理念のない空虚
> 感が残る。
>
> 原則4:地域社会の強い絆を守りつつ、災害に強い安全・安心のま
> ち、自然エネルギー活用型地域の建設を進める。
>
> (意見)地域社会の強い絆が、今回の被災ですでに崩壊しつつある事。若い人々は働き
> の場を求めて他地域へと動き始めていること。高齢社会が復興への経済再建に立ち向
> かいにくい事。これらを踏まえた地域の姿を描き出さなくてはならない事をまず、明
> 言しなくてはならない。
> たとえば、高齢家族には一戸建てで暮らす事が困難であれば、福祉型共同住宅、グルー
> プホームなど公的支援のもとでの、暮らしの確保が必要となる。また、個人での農漁
> 業も、負債からの出発となるため、個人の負債とせず協同化による法人経営という近
> 代化も必要となる。また、産業のあり方も生産の合理化という視点も欠かせない。少
> ない若手が地域産業を牽引して行ける姿はこの方向にあるはずである。そうした、復
> 興の方向性があって、各種施設や住宅が自然エネルギー活用型になって行く必要があ
> る。
> あまりにも、情緒的な言葉だけが列記されているという印象を持たらざるを得ない。
>
> 原則5:被災地域の復興なくして日本経済の再生はない。日本経済の再生なくして被災
> 地域の真の復興はない。この認識に立ち、大震災からの復興と日本再生の同時進行を
> 目指す。
>
> (意見)同上である。基本構想であれば、基本姿勢が詠われていなければならない。
>
> 原則6:原発事故の早期収束を求めつつ、原発被災地への支援と復興にはより一層のき
> め細やかな配慮をつくす。
>
> (意見)ここでも情緒的で、原発振興型の経済社会のあり方、政府の姿勢への反省がな
> い。
> 原発の早期収束のためには、これまでの原発振興型の研究者や技術者育成を反省し、
> 安全のための意見と技術を国民に公開し、明らかにしてい行く姿勢が必要であった事
> を明言しなくてはならない。
> 脱原発を明記し、自然エネルギー活用の地域振興を原発被災地域から進めて行く事を
> 明言しなくてはならない。その事が地域住民への最大の勇気付けとなるに違いない。
>
> 原則7:今を生きる私たち全てがこの大災害を自らのことと受け止め、国民全体の連帯
> と分かち合いによって復興を推進するものとする。
>
> (意見)それぞれの地域が、それぞれの世代が、この復興にどのように関わるべきか、
> その方向を示すとともに、同じような状況が日本列島の各地に潜在している事を確認
> し、被災地域の社会の復興は、被災地域にとどまらず、日本の社会構造の変革でもあ
> る事を明言する必要がある。
> つまり、地球環境との共生、自然エネルギーの活用、高齢社会となっている地方経済
> を再構築して行く中に、地方の希望が湧き上がり、地方の中から情熱とエネルギーが
> 湧き、再生して行く姿を示さなければならない。まさに、日本復興の道を示さなくて
> はならないのである。

 

110510復興構想7原則(平成23年5月10日 東日本大震災復興構想会議決定)
PDFファイル 82.7 KB

2011年

6月

11日

discussion 労組によるボランティア支援(久守 7/15~18)

(2011/06/11 21:46), 久守 一敏 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0436] 7月支援(石巻)

> 新建復興支援会議の皆様
> 全京都建築労働組合(京建労)の伏見支部として石巻市にボランティア支援に行くこと
> が決まりました。詳細については、宮城県労連と協議中です。
> 7月の15日夜に京都出発、18日朝に京都到着で予定しています。
> ボランティアと炊き出しです。バス1台トラック1台宣伝カー1台で、30~40名の
> 予定です。また、本部としても支援に直接行く予定で現在(9日~12日の日程で)南
> 相馬や宮城を調査中です。これもバス1台で40人7月初旬を予定しています。やっと
> こさ、直接支援が実現です。私もこれらに参加する予定です。
> 5月に定期大会があり、6月1日に本部執行委員会が開催されましたが、本部の技術住
> 宅対策部長になり違った形で忙しくなりましたが、みなさんとも連携しながら引き続き
> 支援に取り組みたいと考えています。よろしくお願いします。

(2011/06/11 23:02), 住まいとまちづくりコープ wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0437] 久守様 千代崎です。7月支援(石巻)

> 久守様 
>  新たな形の支援として楽しみにしています。詳細な報告を下さい。

2011年

6月

09日

discussion 被災地支援と併せて民間マンションの防災対策を(若山)

この大震災に直面して、2つのことを考え、実行することが大切と思っています。一つは被災地の支援、もう一つは今後の大地震に備えた民間マンションの防災対策です。後者について、東京都中央区の取組を紹介します。中央区は、人口の80%以上が共同住宅居住者で超高層マンションの建設が続いています。そのため、高層マンションでは自立して震災時の活動を行うための手引き書を作成し普及しています。私たちはこの手引き書づくりや高層マンションの防災マニュアルづくりに係わっています。先日、大震災に直面した仙台の高層マンション自治会のお話しを伺いましたが、中央区の防災マニュアルを参考に震災時の活動体制づくりを進め、防災訓練を行っていたことから、居住者の安否確認や炊き出しなどが冷静にできたということでした。中央区で進めてきたマンションの防災マニュアルづくりの大切さが仙台で実証されたように思います。中央区のマニュアル関連の情報は以下にあるので、参考にしてください。

 

防災マニュアル策定の手引きの紹介ニュース

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110117/tky11011721160063-n1.htm

手引きのデータ

http://www.city.chuo.lg.jp/mosimonotoki/bosaizyoho/zisin02/sinnsaijikatudoumanyuaru/index.html

リガーレ日本橋人形町防災マニュアル公開のお知らせ(区役所で入手できます)

http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei21/puresuh21122201/index.html

 

また、マンションの防災対策について、関心のある方は下記にメールをお願いします。

 

地域計画研究所 若山徹

〒164-0011 中野区中央2-59-11

℡03-3366-3225 Fax03-3366-3258

planners@js7.so-net.ne.jp

 

2011年

6月

05日

discussion 岩手県の復興まちづくり・3パターンについて(本多)

(2011/06/05 18:31), gwjwk515@yahoo.co.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0181] 岩手県の復興まちづくり・3パターン

> 本多です。
>
> 特に佐藤さんへ
>
> 以下の記事を見ました。
> 現地では、知られていることでしょうか。
> また、現地の受け止め方はどんな風ですか?
>
> ▼被災状況別に復興パターン3案示す、岩手県
> http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110526/547641/
> 岩手県は沿岸の津波被災地の復興に際し、まちづくりの基本形を被災状況別に三つに分
> 類し、5月23日に開いた県の津波防災技術専門委員会(委員長:堺茂樹岩手大学工学部
> 長)で示した。被災地の各市町村が作成する復興計画のたたき台にするよう促す。

(2011/06/06 1:52), 安全・安心な社会創造研究所 佐藤 隆雄 wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0185] Re: 岩手県の復興まちづくり・3パターン

> 本多 先生
>  ありがとうございます。本日、4度目の岩定入りから帰ってきました。大船渡がメイン
> ですが、陸前高田、住田、唐桑(気仙沼市)等の調査をしてきました。

 

>  お尋ねの件に関ですが、大船渡市に限って言いますと、6月2日に第2回復興計画策定
> 委員会が開かれ、復興計画骨子案が提示されました。(下記参照)
>  http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
>
>  大船渡市が、この案を参照したかどうかは不明ですが、基本的なレベルでは、このよ
> うな考え方は、概ね誰もが考えることで、大船渡市の骨子案も類似系にあると思います。
>
>  大船渡市の復興計画策定委員としても主張していることですが、案を示すことは一概
> には否定しないが、まず、何よりも被災者の考えを聞くべきであり、早急に地区懇談会
> を開始すべきことを訴えてきました。(釜石市は、5月半ばから実施しました。)

 

>  これを受けたかどうかは分かりませんが、当初予定を変え、大船渡市でも、明日から
> (6月6日)、11地区で、地区懇談会が開催されることになりました。

 

>  これを受けて、専門部会(産業・市民生活・都市基盤・防災まちづくり)をW・S形式
> で開催し、基本計画を策定する流れになっていますが、その後は、各集落や町会・学校区
> など、身近なコミュニティ単位での、復興まちづくりワークショップを行なうよう、提案
> しています。

 

>  この提案は、復興局からも概ね賛意を得、基本は岩手県立大学に行なって貰うことに
> なっておりますが、マンパワー的に困難な面も想定されるので、無償(公共からの資金的
> 支援なし)でも支援可能な大学チームや専門家チームを募り、支援体制づくりを、私が
> することにしています。(これは、行政マターとからむので、どこまで実現できるかは、
> 不明な点もありますが、この流れを実現させるべく、全力をあげる所存です。ご支援の程)

 

>  もう一点、「大船渡市民復興会議」を立ち上げました。これは純粋に民間(現段階では
> NPOでも無く任意です。) 6月3日に設立総会を行ないました。
>  まだ、事務局も資金も無い団体ですが、兎に角、具体的な復興プロジェクトを自ら実行
> しようと言うことを決め、当面3つのプロジェクトに取り組むことを決めました。

 

>  ① 屋台村プロジェクト:市内の飲食店経営者(7名)が中心
>    いち早い営業再開を希望。参加者20名を予定。現在呼びかけ中。中小機構からの仮
>   設施設提供決定。設置場所の用地交渉も目処が立った段階。実行あるのみ?
>  ② 漁業再開プロジェクト:綾里、小石浜(恋し浜)漁業青年
>    市・県の漁港復興方針は拠点港復興。待っては入られない。いち早く再開できるよ
>   うにしたい。接岸・繋留施設を作れないか。
>   ※ 佐藤アドバイス
>     被災者やボランティ主体で、ミニ仮桟橋を創れないか?。法制度・許可条件、等
>    佐藤が調べて、後日、情報送付。(小生も素人なので、アドバイス出来きる方、ご
>    支援をお願いします。)
>  ② 住宅再建の2重ローン解消のためのファンド設立プロジェクト 学校教員
>    女川市市民提唱モデルを大船渡にも適用したい。地銀関係者とも懇談。前向けな解答
>   を得ている。
>   ※ 佐藤アドバイス
>     国も検討中の案件であり、実現可能性は低くない。実行案のツメと国・県への働き
>    かけを進める事が重要!。
>  ということで、設立総会を終えました。
>  
>  皆様、可能な限り、ご支援をお願いします。自ら?、関係者紹介? どちらでも結構です。
>
> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
>> 佐藤 隆雄
>>  独立行政法人 防災科学技術研究所 社会防災システム研究領域 客員研究員
>>  技術士事務所 安全・安心な社会創造研究所 代表 技術士(建設部門:都市及び地方計画)
>>  災害復興まちづくり支援機構 事務局次長 URL:http//www.i-drso.jp/
>>  関西学院大学復興制度研究所 客員研究員
>>  文科省「首都直下地震防災・減災プロジェクト」研究員
>>  神奈川県公共事業評価委員会委員
>>  日本技術士会防災支援委員会委員
>>  財:地域活性化センター 地域づくりアドバイザー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(2011/06/06 8:34), gwjwk515@yahoo.co.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0187] 大船渡の復興計画( Re: 岩手県の復興まちづくり・3パターン

> 本多です。
> 佐藤さん、お返事ありがとうございます。
> そちらの様子がわかりました。ご紹介の大船渡市のHPも拝見しました。
> 佐藤さんたちの努力で、住民主体の方向で進み始めているようですね。
> 11地区で地区懇談会が開催されること、また、「大船渡市民復興会議」を立ち上げたことなど、皆さんのご奮闘を感じます。
>
> 私が、先のメールで質問したのは、県があのようなパターンを描いたことが、県民・各自治体にどの程度影響を与えたか、その感じを知りたかったのですが、ど うやら、ー少なくとも大船渡市ではー地元から地道に考え、検討しはじめておられるようですね。私も、そのほうがずっとよいと思います。
>
> 「支援可能な大学チームや専門家チームを募り、支援体制づくりを~」担当されるとか、重要なことだと思います。新建としてできるだけ支援したいと思いますので、遠慮なく連絡をお願いします。

2011年

6月

04日

discussion 「HOT SHARE & COOL SHARE」(丸谷)

(2011/06/04 10:57), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05168] 丸谷です。

> 新建の皆様
>
> 「NPOmotherboard2011日本の道」の近況報告です

> ■仕事を通して発見
>
> 多摩美大のゼミで、大震災に対して学生が発案しアクションを起こしはじめた事があ
> りました。
> 「cool share」という運動です。
> この動きに賛同し、私が企画デザインをしていた7~9月のイベント(フランス大使館後
> 援、ジャパンインポートシステム主催)に盛り込むことにしました。
> そのコンセプトは、下記の通りです。
>
> フランス産ラム酒で心は熱く、気持ちは涼しく
>
> HOT SHARE & COOL SHARE
>
> 世田谷の喫茶店の店主 「昼間の家庭で主婦が一人クーラーをかけるのは止めて、お
> 店にいらっしゃい!そうすれば、節電になります。読書もいいし、お友達とおしゃべり
> もいいし。いいアイデアでしょう。」
>
> 銀座のバーテンダー「独身の人、お子さんがいないご夫婦、仕事の帰りに内の店にお
> 寄りなさい。節電になります。」
>
> 一家団欒で、個室から出て居間で何でもやりましょう。これも節電になり、家族の交
> 流ができます。これも節電です。」
>
> そして、お店では、一客来店につき50円の「HOT SHARE&  COOL SHARE 基金」に寄付で
> きます。東日本大震災への支援金となります。
>
> HOTに楽しんで、COOLを節約し、支援ができる仕組みです。
>
> この企画は、7月中旬からから9月4日まで有楽町駅前の交通会館の1階のカフェをお借
> りして共同企画で行ないます。
> 銀座有楽町東京の町おこしを意識しています。
> 現在参加表明していただいている銀座のバー20件ほど、その他丸の内の飲食店などに
> 募金箱を置き、東日本大震災への支援金としていきます。この募金箱の管理を「日本
> の道」で行ないます。
> これは、全国に広げることができ、「HOT SHARE&  COOL SHARE」と言ってお店に入る
> と募金箱に50円が入る仕掛けです。
> 賛同していただけるお店を見つけましょう。簡単なチラシと募金箱に貼るシートを作
> 成します。

(2011/06/06 10:27), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2580] 一歩一歩

> 北から南から通信
>
> 「hot share&  cool share」を最近仕事でお付合いしている魚介料理「海」(埼玉県鶴
> ケ島市富士見)のご主人方にお話ししましたら、快く賛同してくださいました。
> この呼びかけは、広がる可能性を感じました。
> http://japanroad.exblog.jp/i49

2011年

6月

02日

discussion 建築家たちの提言集/アーカイブ(丸谷)

(2011/06/02 20:55), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [nuae_tokyo_m:2567]

 

> 丸谷よりお知らせします。
>
> ■NPO法人日本の道では、建築家や工務店が提案している仮設住宅、復興住宅をブログ
> に掲載しアーカイブを形成しています。
> 皆さん、あるいは知人の関係者にもお知らせくださり、資料を送って下さるようご紹
> 介ください。
> http://japanroad.exblog.jp/i6/

2011年

5月

30日

discussion 日本財団ROADプロジェクト 「東北地方太平洋沖地震 災害にかかる支援活動助成」

(2011/05/30 19:46), 谷守正康 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0393] RE: 復興支援 FW: Tetsuya Japan

> 復興支援会議の皆様
> (NPOまちづくり神戸の方々へはBCCにてお送りさせていただいています)
>
> 兵庫・谷守です
>
> ロシア合板輸入会社の方から、下記の活動助成の情報をお寄せ下さいました
> ご存知かもしれませんが、念のため転送させていただきます
>
> 株式会社 谷守建築設計事務所
>
> From: TETSUYA JAPAN
> Sent: Monday, May 30, 2011 7:27 PM
> To: 谷守正康
> Subject: Re: 復興支援 FW: Tetsuya Japan
>
> ありがとうございます。
>
> お知り合いに広めてくださったんですね。m(--)m
>
> ロシア白樺耐水合板よろしくお願いします。
>
> 日本財団ROADプロジェクト
> 「東北地方太平洋沖地震 災害にかかる支援活動助成」
> http://www.nippon-foundation.or.jp/org/news/2011040103.html
>
> 木村哲哉
>
> ----- Original Message -----
> From: 谷守正康
> Sent: Monday, May 30, 2011 1:24 PM
> Subject: 復興支援 FW: Tetsuya Japan
>
> 復興支援会議の皆様
>
> 兵庫・谷守です
>
> ロシア合板輸入会社から復興支援の報告が来ました
>
> お時間あればご覧下さい
>
> From: TETSUYA JAPAN
> Sent: Monday, May 30, 2011 12:01 PM
> To: 皆様
> Subject: Tetsuya Japan
>
> こんにちわ
>
> お元気ですか??
>
> 最近ですが、
>
> ロシア白樺耐水合板(エコバーチ)を使用して、
>
> シェルターを作成。
>
> 屋根部には。6.5mm厚。
>
> 床には、12mm厚。
>
> 被災地で3基建ててきました。
>
> なかなか好評でした。
>
> ブログにアップしましたので、ご覧下さい。m(--)m
>
> http://ameblo.jp/russianbirch/
>
> 木村哲哉
> 株式会社テツヤ・ジャパン
> URL http://tetsuya-jp.com/

2011年

5月

29日

discussion 宮城県の「復興会議」について(小林)

(2011/05/29 13:02), 地域建築空間研究所 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0378] 宮城県の「復興会議」記事紹介

> 小林です。
>
> 報道されるところの宮城県知事の発言に、一体どこを向いているかのか、被災者視点の欠落、
> 被災者に身を添えた姿勢が全く感じられないと思っている人は多いのではないか。
> この人を知事に「2度と選ぶな!」とは仮設住宅コンペを募りながら、全く反古にした宮城県に対して、
> 丸谷さんから思わず出た怒りの言葉でした。
> 3.11以後、進まぬ仮設住宅が問題になり、岩手県は、被災者が自ら探した民間借家も仮設住宅として認め支援すると決めたのに、その後、運動、抗議があったのでしょう、宮城県はしぶしぶ認めたかたちでした。
>
> 本日の「しんぶん赤旗」に、宮城県の「県震災復興会議」のメンバー12名の内、野村総研顧問や
> 三菱総研理事長が含まれているのに対し、県内在住者は2名のみであることや、したがって2回目の
> 会議を東京で開くなど、あきれた実体が報道されています(岩手県は19名全員が県内在住者)。
> テレビ、他の新聞では、あまり報じられていないことなので、参考に添付、送信します。
>
> -----------------------
> 地域建築空間研究所
> 小林良雄

 

110529しんぶん赤旗「宮城県の復興計画」.pdf
PDFファイル 359.9 KB

(2011/05/30 0:09), gwjwk515@ybb.ne.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0383] Re: 宮城県の「復興会議」記事紹介

> 本多です。
>
> 小林さんの指摘された宮城県知事の反県民の姿勢は非常に問題だと私も思います。
> 彼らの動き・狙いを正確に把握し、県民主体の復旧・復興の方向に向かせるために何をしたらよいか、本日設立された「みやぎ県民センター」を中心に、考えて行きたいと思います。
>
> 今回の大震災では、(私は)基本的には行政(地元自治体)を批判するのでなく、地元住民主体の立場を堅持しながらもなるべく地元自治体とも連携して復興に努めなければならないと考えてきましたが、この宮城県知事の動きはきっぱりと批判しなければならないと感じています。

(2011/05/30 13:15), 黒田 達雄 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0386] Re: 宮城県の「復興会議」記事紹介

> 小林様、本多先生、
> 黒田です。
>  以下の問題は、阪神では「想定内」のことで、案の定出てきたな、との思いです。
>
>  阪神では、神鋼、川鉄の大規模な遊休地(工業専用地域)15ヘクタール、二束三文の土地を、知事・市長と両企業トップがいち早く「創造的復興」と称して、東部臨海部開発のために住居や商業地に用途変更し、2~3.5倍の高値で買い取り、神鋼は300億円弱、川鉄は118億円の売却益を得ました。
>  さらにこの地域の土地区画整理事業費560億円の内、神鋼、川鉄などには180億円もの移転補償費が盛り込まれていたのです、。
>
>  それを政府の「阪神・淡路復興委員会」(下河辺委員長)にも、「兵庫県や神戸市、地元商工会議所は、東部新都市開発や埋め立てには熱心だが、市街地再生のビジョンがない」(毎日・99年12月15日)と、批判されています。
>  
>  このことは、震災復興研究センター編の「大震災100の教訓」の中に、「震災を希貨とした大企業」としてれていますので、詳しくはそれを読んでください。
>  「希貨」とは、私もこの時初めて知った用語で、「意外な利益を得る見込みのある機会」のことです。
> まさに「焼け太り」で、結果、大企業と中小自営業との著しい復興格差を生み出しました。
>
>  昨日、宮城県でも「復興センター」が立ち上がったようで、今後更に阪神のように、
>
> 「県民復興会議」のような全被災者を含む勢力を結集して、宮城県知事を包囲していく運動が求められています。
> 決して、放置できない問題です。

2011年

5月

20日

discussion 構想基本法の問題点(本多)

(2011/05/20 23:34), gwjwk515@yahoo.co.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_member:0130] 復興基本法の問題点

> 本多です。
>
> 国会で審議の始まった「復興基本法」、皆さんはどう思いますか。私が読んでおかしいと思うのは、「基本理念」がやけに簡単で、内容のない文章になっていることです。
>
> 民主党の4月の「素案」でも、もう少し内容が濃かったように思います。その「素案」がよいと主張するわけではないですが、いま提出されている法案は、
>
> 全17条+付則2条、から構成されていますが、
>
> 「基本理念」は第2条にあり、要点は、(私の要約ですが)
>
> 1、未曾有の災害―単なる災害復旧にとどまらない抜本的な対策
> 2、国と地方公共団体の役割分担、被災団体に配慮
> 3、多様な主体の協働
> 4、少子高齢化など我が国の課題、人類の共通課題への先導的施策
> 5イ、安心安全な地域づくり
>  ロ、雇用機会創出、社会経済再生
>  ハ、地域社会の絆、文化
> 6、原発事故被災地も同様に
>
> これだけです。そして3条以下は役割分担、組織機構などのみ。
>
> これは「不十分」以下と言わざるを得ません。
> 震災復興の「基本理念」には、少なくとも、
>
> 「被災者の生活、生業の早期復旧(確立)」
>
> 「復興は地域住民の意向を最大限尊重してすすめる」
>
> といった理念が明記されるべきだと思います。(同じ文章ではないが、この趣旨は4月の民主党素案にはあったはずだ。)

(2011/05/23 23:56), gwjwk515@ybb.ne.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0331] 自民党の復興再生基本法案と今日の国会

> 本多です。
>
> 忙しい方は国会中継などを見る時間はないと思いますので、簡単に報告します。
> 今日は午前午後すべて、衆院「東日本大震災復興特別委員会」質疑でした。明日も行われます。
>
> 政府・民主党の復興基本法に対抗して、野党の自民党からも「復興再生基本法」が提出されているので、民主党議員が自民党案に対する質問をすると、自民党の議員が法案提出者として答弁者席に立って答弁するという変わったことも起こります。
>
> しかし、今日は自民党が、原発事故直後の首相の言動を細かく追求したので、印象としては、そんな細かい揚げ足取りでなく、復興基本法の議論をやって欲しいという不満が出そうな国会でした。(実際、夜のTVニュースでは被災者の声として、そういう不満が収録されていました。)
>
> したがって今日は基本法についての質疑は少なかったのですが、この法案の内容について、すこしコメントします。
>
> 自民党の復興基本法(東日本大震災復興再生基本法)について(本多メモ)
>
> 全14条と附則3条から構成されている。
> 政府・民主党案(東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律)は17条と附則2条だが、分量(文字数)は両案とも、ほぼ同じ。
>
>  自民党案の特徴は、「復興再生院」という組織を作り、震災復興に関すること全てを扱うこと。(他の省庁は、震災復興に関することを扱わない。)つまり「縦割り行政」を避けるということらしい。
> 具体的には、
> 国が復興再生基本計画(10カ年計画)を策定する。
> その10年間、「復興再生院」が復興に関する全てを所掌する。
> 復興再生院の地方支局として被災地域に地方復興再生事務所をおく(ことができる)。
>
> 内容で気になること
>
> 法案の要綱の最初(第一、総則、1目的)に次のような文章がある。
> 「東日本大震災からの復興再生についての基本理念を定め、並びに現在及び将来の国民が豊かな生活を営むことができる経済社会の実現に向けて、復興再生基本計画及び復興再生計画の策定その他の基本となる事項を定める・・・」
>
> 次の(2基本理念)には、次の文章がある。
> 「復興再生は、単なる原形復旧でなく、新たな地域社会の構築であり、かつ、地震その他の天災地変による災害、電力その他のエネルギー及び食料問題、少子高齢化等我が国の社会経済情勢の変化、地球温暖化問題、国境を越えた社会経済活動の進展等の国際情勢の変化その他の現在我が国が取り組むべき内外の諸課題を解決し、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を目指すものである・・・」
> (これらの文章は、法案の第2条にそのまま用いられている。)
>
> これらから読み取れることは、「復興再生院」という臨時組織は大きな権限を持って、「現在及び将来の国民が豊かな生活を営むことができる経済社会の実現にむけて」「我が国が取り組むべき内外の諸課題を解決し、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を目指すものである」ということらしい。これは震災復興再生というより「臨時政府」「維新政府」といったイメージではないか。
> 震災復興をチャンスとして(あるいは踏み台にして)、被災者が考えてもいない方向に引っ張っていくような感じがして非常に疑問である。

(2011/05/30 14:50), gwjwk515@ybb.ne.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0389] 復興基本法案、修正案を民主が自民に提示

> 本多です。
> 読売ニュースによると、民主党が復興基本法の修正案を自民・公明に提示したようです。
>
> (以下、記事の引用)
>  民主党は30日、東日本大震災の復興を担う組織の設置を柱とした政府提出の復興基本法案の修正案を自民、公明両党に提示した。
>
>  修正案は、強力な権限を持つ新官庁の創設を求めていた自公両党の主張を取り入れ、政府案が付則で「設置を検討する」としていた復興担当の新官庁「復興庁」について「設置する」と明記し、1年以内に法整備を行うとした。
>  復興庁の役割も復興策の「企画・立案、総合調整」に加え、「事業の実施」も追加した。ただ、自公両党が主張していた復興財源の明記は見送った。
>  民主、自民、公明3党は31日の衆院東日本大震災復興特別委員会理事会で、修正案を基に協議を始める。
> (2011年5月30日13時42分  読売新聞)
>
> 国会の委員会でオープンに議論するのでなく、民主党と自民・公明との間で談合して(おそらく財界が望むものを)作ってしまおうという狙いだと思われます。もちろん問題です。

(2011/06/10 19:34), gwjwk515@ybb.ne.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0432] 復興基本法・衆院通過

> 本多です。
>
> 復興基本法が衆議院本会議で可決成立し、参院に送られた。
> このニュースは、いかにも唐突である。
>
> まず、全国紙のネットニュースはこんな感じである。
>
> 東日本大震災の復興に向けた基本理念や「復興庁」創設を定めた復興基本法案が10日午後の衆院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、衆院を通過した。
>
>  参院では13日に審議入りし、17日にも成立する見通しだ。
>  法案は、政府案に対して3党が修正案を作成。9日の衆院東日本大震災復興特別委員会で可決された。
> (2011年6月10日14時05分  読売新聞)
>
> え?これだけ!
> しかも、上の記事にある「9日の衆院東日本大震災復興特別委員会で可決された」ニュースはほとんど報道されなかった。
> 法案審議は、委員会でこそ内容が議論されるのであるが、昨9日は、テレビの国会中継もなかったし、夜の主なTVニュースで、このことはほとんどネグレクトされた。(夜のニュースで見た人、いますか。)
>
> もともと、民主党と自民党は、それぞれ別の復興基本法を提出し、お互いに相手の案を批判していた。それが裏の取引(内容が公開されない会談)で「修正案」に1本化した。
> しかも、この談合は、内閣不信任案をめぐって対立していた時に行われたそうだ。
>
> その修正案の本文は、新聞でもネットでもなかなか見つからない。成立してから国民に見せるつもりか。
>
> 本文は出ていないが、報道によると、民主党が自民党案を「丸呑み」したらしい。そうだとすると、その内容はとんでもない代物である。
>
> (まだ「修正案」を入手していないので、その元になった自民党案をもとに、問題点を指摘したい。)
>
> まず、自民党案の第5,6条。
>
>
> (国の責務)
> 第五条 国は、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を示すとともに、前三条に定める基本理念(以下単に「基本理念」という。)にのっとり、東日本大震災からの復興再生に関する施策を策定し、及び実施する責務を有する。
>  (地方公共団体の責務)
> 第六条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、かつ、東日本大震災からの復興再生に関して講じられる国の施策に呼応して、東日本大震災からの復興再生に関する施策を策定し、及び実施する責務を有する。
>
> エッ、「国は、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を示す」だって!
> この「国」は法案全体から「復興庁」のことらしい。すると、復興庁という役所は、日本のあるべき姿を「示す」らしい。
>
> 「基本理念にのっとり」とあるので、基本理念のある第2条を見ると、
>
> (基本理念)
> 第二条 東日本大震災からの復興再生は、単なる原形復旧ではなく、新たな地域社会の構築であり、かつ、地震その他の天災地変による災害、電力その他のエネルギー及び食料問題、少子高齢化等我が国の社会経済情勢の変化、地球温暖化問題、国境を越えた社会経済活動の進展等の国際情勢の変化その他の現在の我が国が取り組むべき内外の諸課題を解決し、二十一世紀半ばにおける日本のあるべき姿を目指すものであることを旨として行われなければならない。
>
> これで見ると、日本のあるべき姿は、
>
> 新たな地域社会の構築であり、かつ、地震その他の天災地変による災害、電力その他のエネルギー及び食料問題、少子高齢化等我が国の社会経済情勢の変化、地球温暖化問題、国境を越えた社会経済活動の進展等の国際情勢の変化その他の現在の我が国が取り組むべき内外の諸課題を解決し、
>
> ・・・て、目指すわけである。
> このように広範な諸課題を解決して、日本のあるべき姿をめざすのは「復興庁」のやれる仕事ではない。
>
> かれら(民・自・公3党)は、この機会に、そんなことを狙っているのか。
> つい先日は「地方分権関連3法」が成立したし、「道州制」推進の立場から被災地に「総合特区」をつくる案も出ている。
>
> 被災者の生活再建そっちのけで、自分たちの狙い(新自由主義社会づくり)を強引に(という意味は、国会でなく「復興庁」の判断で)進めようという法案だ。
>
> 再度(上に引用した)だい5,6条に目を向けると、
> 第5条で、「国」が「東日本大震災からの復興再生に関する施策を策定し、」第6条で「地方公共団体は、・・・国の施策に呼応」しなければならない。
>
> このような復興基本法が、国会で成立するのを阻止できないとしたら、・・・(考慮中)

(2011/06/13 20:31), gwjwk515@ybb.ne.jp wrote:
Subject:     [fukkoushien_nuae:0458] 復興基本法・条文

> 本多です。
> 現在、参院で審議中の復興基本法の条文が出ていましたので、添付します。
> 先日の私のメールは、自民党案をもとにして書きました。その時点では、民主・
> 自民ですり合わせた「修正案」がネットに出ていなかったのですが、「自民党案
> を丸呑みにした」と報道されていたので、自民党案を引用して批判しました。
> 衆院通過の時点では条文がネット上に出ていなかったのですが、その後(何時か
> らか不明ですが)「衆議院」のサイトにアップされました。大体、自民党案と同
> じですが、少し整理されています。

 

東日本大震災復興基本法案.docx
Microsoft Word 16.8 KB

2011年

5月

19日

discussion 宮城県の 「仮設住宅の応募」 について(丸谷)

(2011/05/19 5:00), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0293] さらに丸谷です。

> 宮城県の仮設住宅の応募について。大変問題だと思います。
> 次回の県知事選では落選してほしいですね。
>
> ------ Forwarded Message
> From: Igarashi
> Date: Wed, 18 May 2011 20:33:47 +0900
> Subject: ライフ五十嵐
>
> 宮城県応急仮設住宅について。
> 今回の福永先生提案、仮設住宅でしたが、
> 採択なりませんでした。
> 結論からいいますと、採択された地元建設業でも
> 自治体からは、依頼しないとのことでした。
> 初めから、ストーリーが出来上がっているそうで、
> あくまでも、プレハブ協会・木住協に、発注しているので、
> それを覆すことは出来ない、ということでした。
> では、何故一般公募したのか?という質問に対して、
> 地場の工務店、地場の建材店から反感をかってしまうから、
> 一般公募というかたちをとったのだろうということでした。
> 採択された、地場の建築屋さんたちは、必死に各自治体へPR
> に行ったのにと・・・。
> 宮城県の体制に疑問を感じ、むしろ、被災地で頑張ろうとする
> 地場工務店を、馬鹿にしたようにも思える対応のようでした。
> 年間100棟近く建設している地場建築屋の話。

 

宮城県>土木部>住宅課

輸入住宅資材を用いた応急仮設住宅及び宮城県における応急仮設住宅の供給事業者に関する公募結果について
20110510koubokettka.pdf
PDFファイル 33.1 KB

(2011/05/19 12:25), 谷守正康 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0295] Re: さらに丸谷です。

> 丸谷様
>
> 谷守です
>
> いつも情報、有難うございます
> たいそうなご活躍で、感服しています
> 今回の下記の情報について以下の通り思いました
>
> ・宮城県が地元建設業界に発注しないのはなぜでしょう?
> ・宮城県がプレファブ協会・木住協に発注したのはなぜでしょう?
> ・発注した宮城県とは知事の事でしょうか?
> ・知事は独自の判断で発注できるのでしょうか?
> ・このような件では、県議会での可決は不要なのでしょうか?
> ・議会が地元建設業界に発注する決議をする事は出来ないのでしょうか?
>
> 議会が頑張らないといけない、こういう時こそ議会が条例を作るなり、予算措置をす
> るなり、行政の「監理」をしなければならない、と思いましたので
>
> 宜しくお願い致します

(2011/05/19 14:51), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0297] 丸谷です。

> 谷守さん
>
> チェック機構がないようですね。
> 議会の役割が、非常時に見えませんね。
> このことは一貫しています。何をしているのでしょうね。

(2011/05/19 15:39), 谷守正康 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0298] Re: 丸谷です。

> 丸谷さん
>
> 谷守です
>
> お忙しい中、お返事、有難うございます
>
> この件についてはいろんな方に聞いてもわからないようでした
> 当方は、有権者が、議員に「法律を作れ」と注文する必要があると思います
> 現状は議員が業務怠慢状態であると言えます
>
> 原発事故については、国会が、行政にデータを出すように指示し、出さなければ注意
> し、それでも出さなければ国会で行政がデータを出さない事を国民に公表すべきです
>
> それと同時に、国会が、日本の原子力関係者全員を集めて対策を立てるべきだと思い
> ます
>
> 大震災に対しては、行政の長として菅首相が野党に協働を申し入れましたが、実現し
> ませんでした

震災対応に不満続出 宮城県議会特別委【河北新報110521

地元業者へ発注わずか 仮設住宅建設、雇用につながらず【河北新聞110608

 

2011年

5月

18日

discussion 台所コンテナーについて(竹山)

(2011/05/17 21:06), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0270] Re: 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 丸谷さん、竹山です。
> 被災地に救援に入いりましたが、大きな問題の一つは被災者が自分で調理する環境がないことです。
> 朝はパン、夜は冷たいおにぎりに炊き出しの味噌汁というのが多いパターンのようです。
> お母さん方は、このような食事では子どもの健康や発達に大いに障害があると思っています。
> 避難所などの空き地に、お母さん方が複数家族で自力調理ができるような台所コンテナーの普及ができないでしょうか。
> 浴室をつくるより多くの台数が必要でしょうが、福永さんやその他の方も協力いただいてご検討いただければありがたいですね。
>
> On 2011/05/17, at 19:23, 丸谷 博男 wrote:
>> 宮城県東松島市・小野市民センターに設置が決まりました。
>> 関係者の皆様に、感謝いたします。
>> 詳しくは、添付資料をご覧下さい。
>> 福永博建築研究所、新建福岡支部、そしてNPO法人日本の道の協力で実現しました。現地設置は22日頃です。
>> <小野市民センター概要_110512.pdf>

(2011/05/18 5:52), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0276] 丸谷です。

> 復興会議。意見交換が活発ですね。
>
> ■竹山さん。
>
> 久しぶりです。5月29日の夜、大阪で報告会をします。
> お時間ありましたら、お出かけください。
>
> さて、キッチンの話ですが。避難所では、まとめての調理ですね。
> 健康や、家族での手作りでの料理は難しい状態です。
> でも、大切なことです。
> 心温まる手作りの料理が一番の癒しです。
>
> 福岡では、テレビや新聞のマスコミ対策があり、ほとんどのメディアがコンテナサニ
> タリーを取材してくれました。東松島市の設置の様子も放映してくださりそうです。
> 撮影はこちらでやってほしいとのことでしたが。
>
> さて、この報道の中で、反応はほんの2件。唐津の知人設計者が福永さんに電話を、そ
> して福祉団体から、介護コンテナの要請があり、契約したところです。
> キッチンコンテナ、介護風呂コンテナ、事務所コンテナの三台で、約1000万円の発注
> です。
> 福永事務所ではさっそく、準備にかかっています。
> おそらく、持って行き場所は、東松島市の避難所です。(ちょっと不確かですが)
> 福岡から、介護支援の職員が出向きます。

(2011/05/18 9:18), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0278] Re: 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 竹山です。
> 自分のメールに自分で返信するのは変ですが、後でゆっくり考えてみて気づいたことがあるので書きます。
>
> 調理施設は、お風呂のように大がかりではないので、各避難所の屋外にそのようなものを置けば済むのですね。
> これから季候が良くなるので、屋外設置で問題がないでしょう。
> 避難者が自分で触れる給水蛇口と簡易な流しを増設する。
> 簡易な調理台とガスボンベコンロ(被災者が自分で用意しても良い)を設置する。
> 共同で利用する冷蔵庫を置く。
> 近くに食事のできるテーブルや椅子を置く。
>
> まあ早い話、キャンプ場のバーベキューコーナーのようなものを数十家族分の規模で設置するというイメージですね。
> 各府難所で、そのような設備設置の運動をするのでしょうかね?

2011年

5月

17日

discussion 岩手県の取り組み(鎌田)

(2011/05/17 23:52), 鎌田一夫 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0273] 岩手県での取り組み

> 新建復興MLの皆さん  復興支援会議事務局の鎌田です。
>
> 建設政策研究所に同行して岩手県の状況を調査してきました。
> 宮古市、山田町、大船渡市、陸前高田市などを視察してきましたが、大船渡や陸前高
> 田は報道されていますが、佐藤さんの指摘の通り山田町も凄まじい(井上ひさしの小
> 説にもある吉里吉里地区も壊滅)状況です。
> 詳しくは後日報告しますが、とりあえずの感想です。
>
> 岩手県の復興に向けた取り組みについては、ヒアリングした県会議員の話「初めはも
> たもたしていたが、国の復興会議での知事の発言以降、まともになってきた」が象徴
> 的です。具体には漁業(漁協)を軸にした復興政策です。復旧・復興の目標がはっき
> りしています。農協・漁協と対立状態といわれる宮城県とは違います。
>
> もうひとつの特徴は、市町村が主体的に取り組んでいること。県は危険区域の指定を
> 市町村に任せせるとし、宮古市では派手さはないが市民の意見を踏まえて地道に取り
> 組んでいるように見えます。加えて、遠野市や住田町に見られるように、周辺市町村
> がしっかり後方支援をしていることです。住田町の木造仮設住宅については、担当課
> 長からじっくり背景を聞くことができました。
>
> 岩手県は基本的には津波被害であり、この克服は容易なことではありませんが、多少
> 突出ぎみといわれる大船渡市長を除けば冷静に対応しているように見えました。
>
> とはいえ、地域ごとの取り組みでは解決できないことも多く、岩渕さん阿部さん等が
> 係わる宮城県民センターの立ち上げには関心が高いようです。

(2011/05/18 2:48), 安全・安心な社会創造研究所 佐藤 隆雄 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0275] Re: 岩手県での取り組み

> 鎌田 様
>  お疲れさまでした。詳細の議論は、後日お会いできた時に譲りたいと思いますが、

 

>> 岩手県の復興に向けた取り組みについては、ヒアリングした県会議員の話「初めはも
>> たもたしていたが、国の復興会議での知事の発言以降、まともになってきた」が象徴
>> 的です。
> ※ とありますが、これは、漁業・水産復興を機軸とした1兆円規模の復興基金設立の
>  話しかと思います。これはこれで、大変評価でききることです。しかし、能登半島沖地震
>  の時は、中小機構と石川県が300億の復興基金を立ち上げ、地場産業34業種の復興
>  支援を行い、それまで、融資制度しかなかった我が国の災害復興制度に大きな風穴を
> 空けました。今回の岩手県の復興基金の詳細は掌握しておりませんが、国が無しのつぶて
> という対応は批判の対象です。宮城・福島も同様な課題があるのですから、是非、国にも
> きちんとした対応を迫るべきだと思います。


>> もうひとつの特徴は、市町村が主体的に取り組んでいること。県は危険区域の指定を
>> 市町村に任せせるとし、宮古市では派手さはないが市民の意見を踏まえて地道に取り
>> 組んでいるように見えます。加えて、遠野市や住田町に見られるように、周辺市町村
>> がしっかり後方支援をしていることです。住田町の木造仮設住宅については、担当課
>> 長からじっくり背景を聞くことができました。
> ※ 私も14日、多田町長と2時間ほど話しをしてきました。陸前高田市が住田方式の仮設
>  住宅を60戸建設すうることになりました。モビリアがある地区ですが、その隣にパルコン
>  (プレハブ)が、60戸だか80戸建設するそうです・・・。


>> 岩手県は基本的には津波被害であり、この克服は容易なことではありませんが、多少
>> 突出ぎみといわれる大船渡市長を除けば冷静に対応しているように見えました。
> ※ 僅かな時間でのご視察なので、無理もありませんが、山田町・大槌町・陸前高田市は、
>  全く手付かずの状況だと思います。釜石は、市長のリーダーシップもあり、11日から地区
>  懇談会がスタートしました。また、東大チームが素晴らしい支援を展開しています。
>   大船渡には、塩崎・佐藤が入っているのに、何をしているいるんじゃ、とお叱りを受ける
>  かも知れませんが、まったくそのとおりで、第1回委員会では、かなり批判的見解を述べた
>  のですが、これではダメだと思い、現在、市への提言を纏め中です。これを、市に提出する
>  とともに、地元マスコミにも配布する予定です。更に、・・・各市の復興計画を基本としつ

>   つも、気仙地区としての復興の俯瞰的復興計画の策定も用意すべく検討中です。
>   長くなってしまいましたが、最後にお教え頂きたいのは、「突出ぎみといわれる大船渡市
>  長」の意味・印象、何でも結構ですので、率直なところをお聞かせ願えれば、と思います。
>  地元の若手にも、市の復興委員会と対峙できる復興市民会議を立ち上げるよう呼びかけて
>  いる最中です。
>   蒲田さんの忌憚の無い、率直なご意見・ご感想をお聞かせ頂ければ、幸甚です。また、ご同行
>  された、鈴木浩さんや千代崎さんのご意見も伺いたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
>> 佐藤 隆雄
>>  独立行政法人 防災科学技術研究所 社会防災システム研究領域 客員研究員
>>  東京経済大学講師
>>  
>>  技術士事務所 安全・安心な社会創造研究所 代表 技術士(建設部門:都市及び地方計画)
>>  災害復興まちづくり支援機構 事務局次長 URL:http//www.i-drso.jp/
>>  関西学院大学復興制度研究所 客員研究員
>>  文科省「首都直下地震防災・減災プロジェクト」研究員
>>  神奈川県公共事業評価委員会委員
>>  日本技術士会防災支援委員会委員
>>  財:地域活性化センター 地域づくりアドバイザー
>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年

5月

11日

discussion マンション被害調査資料・ほか資料(久守)

(2011/05/11 18:18), 久守 一敏 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0235] マンション被害調査資料

> 三浦様、千代崎様、
> ご苦労様です。
>
> 震災直後に、高層住宅管理業教会が調査したものと、全菅連の谷垣事務局長が東北菅連
> に調査に行ったまとめ、応急判定後の新聞報道資料です。参考にしてください。

マンション被害資料.pdf
PDFファイル 1.3 MB

(2011/05/11 18:38), 住まいとまちづくりコープ wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0236] 久守様 千代崎です。Re: [fukkoushien_nuae:0235] マンション被害調査資料

> 久守様
>  ありがとうございました。
>  谷垣さんのレポートは見ていましたが、全管連報告と、管理会社の報告と、

>  新聞報道がそれぞれ違うのは調べた範囲が違うからです。

>  河北新報の本文中「地震でビルの至るところでひび割れが発生、

>  コンクリートが落下した」ハイネス荒巻は見てきました。
>    
>  東京からのメンバーでは直接の被災者はいないので、関西グループは大歓迎です。

(2011/05/11 20:09), 象 地域設計 三浦史郎 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0239] Re: マンション被害調査の件

> 久守 一敏 様
>
> 資料有り難う御座いました。参考にさせて頂きます。
> どうも写真だと余所のことのようで、やっぱり現場で・・・
> と思っていますが、私の予定では、月末(27~29日)です。
> 被災から3ヶ月になってしまいますが、行ってみます。
> 調査というよりも何かお役に立てたらと、助言下さい。
>                   三 浦 史 郎

(2011/05/21 0:41), 久守 一敏 wrote:
Subject: マンション相談会資料

> みなさんご苦労様です。
>
> 阪神大震災などでのマンション資料です。
> インターネットからの活用などもあり不明なところもありますが、相談活動に参考にな
> ると考えますので添付します。
>
> 発信が遅れてすいません。

震災対応マンションQ&A
震災対応マンションQ&A.pdf
PDFファイル 258.4 KB
マンション再建支援の検証
095マンション再建支援の検証.pdf
PDFファイル 75.1 KB
被災マンション研究等資料
1)阪神大震災による被災マンションの補修事例の分析
2)東日本大震災におけるマンション被害【新聞記事】
3)「新世紀のマンション居住」(彰国社・梶浦恒男著)被災地で考えたこと
4)「資産価値」地震で受ける影響は【マンション管理新聞081105】
5)耐震改修・費用対効果を試算【マンション管理新聞081115】
6)全銀協、公的支援策を提案【新聞記事】
被災マンション研究等資料.pdf
PDFファイル 3.8 MB
Ⅳ-3 耐震研究の地震防災対策への反映(復旧・復興)
文部科学省による「防災」分野のRR2002委託事業「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」(平成14年から5カ年計画の研究開発)の構成部分。
全体像は http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jishin/04031203.htm をご覧下さい。
大震災の復旧・復興への提言.pdf
PDFファイル 2.3 MB
資料3-2-1 阪神・淡路大震災で実施された主要施策(未定稿)
阪神震災主要施策.pdf
PDFファイル 1.1 MB

2011年

5月

09日

discussion 【助成金】 三井物産環境基金2011年度 「東日本大震災復興助成」(谷守)

(2011/05/09 17:51), 谷守正康 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0228] FW: [Norton AntiSpam]【助成金】三井物産環境基金2011年度「東日本大震災復興助成」案件募集について

> 兵庫・谷守です
>
> ご活躍、ご苦労様です
>
> 下記のような活動助成金募集の案内が来ました
>
> 企業からのものなので、皆様にはいかがかとも思いましたが、これも企業の社会
> 的責任の一端例かなと思い、お送りさせていただきます
>
> (企業については『コーポレート・ガバナンス』を読もうと思っています)
>
> 株式会社 谷守建築設計事務所
> 〒651-0097 神戸市中央区布引町2-3-5 不二建物ビル204
> 電話078-252-2296  FAX078-252-1186  
> メール tanimori@m7.dion.ne.jp <mailto:tanimori@m7.dion.ne.jp>
> ホームページ http://www.k3.dion.ne.jp/~tanimori
>
> -----Original Message-----
>
> From: 地球環境基金 [mailto:c-kikin@erca.go.jp]
> <mailto:[mailto:c-kikin@erca.go.jp]>
> Sent: Monday, May 09, 2011 4:30 PM
> To: c-kikin
> Subject: [Norton AntiSpam]【助成金】三井物産環境基金2011年度「東日本大震
> 災復興助成」案件募集について
>
> <環境NGO・NPO総覧オンラインデータベース ご登録の皆様>
>
> 平素より、地球環境基金事業にご理解、ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
>
> 本日は、三井物産環境基金の助成金について、募集要項が公開されましたので、
> ご案内いたします。
>
> 本年度の助成対象は、「東日本大震災からの復興」をテーマに、震災によって派
> 生した様々な環境問題を改善・解決し、持続可能な地域の再生を目指す復興活動
> 及び研究を対象とした助成となっています。
>
> 詳細は下記をご覧ください。
>
> ----------------------------------------------------------------
>
> 東日本大震災で被災された地域の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
>
> 震災によってもたらされた甚大な被害に鑑み、三井物産環境基金では、地球環境
> に配慮した復興活動および研究に対し、総額6億円の助成を行うこととし、募集
> を開始いたしましたので、ご案内いたします。
>
> 【 募集のお知らせ 】
>
> http://www.mitsui.com/jp/ja/csr/contribution/fund/application/revival.html
>
> 貴地のNPOの皆様の中には、すでに被災地での活動を展開していらっしゃる団体
> も多数あると存じます。
>
> 今回は、自己資金不要、できるだけ早く活動・研究を開始していただけるよう締
> め切りを3回に分けて順次選定、すでに着手している活動・研究があることを考
> 慮し、2011年4月に遡って助成の対象とする等、条件の緩和や選定プロセス
> の効率化を図っております。
>
> 被災された地域が一日も早く世界に誇れる持続可能な地域として復興・再生され
> ますことを、お祈り申し上げます。
>
> ****************************************************
> 三井物産株式会社 環境・社会貢献部
> 社有林・環境基金室 三井物産環境基金事務局
> Tel: 03-3285-3316
> ****************************************************

 

2011年

5月

02日

discussion 宮城県南三陸町 馬場中山(集落)の立ち上がりの様子(本多)

(2011/05/02 13:45), wrote:
Fwd: [fukkoushien_nuae:0176] Re: 丸谷より朗報です!

> 本多です。
> 丸谷さん、片井さん、福永さん、皆さん、よかったですね。
> 今朝のテレビで、南三陸町の馬場中山(集落)の立ち上がりの様子を見ました。
> 住民が自力で、仮設住宅用地と工事用道路づくりまでやって、仮設住宅建設まで
> の期間の共同住宅(生活センター)を自力建設して、皆で住んでいます。
> 住民主体のまちづくりが実際に動き出している事例のひとつであると思います。
> もし可能なら見てきてください。もちろん、無理なようでしたら結構です。そこ
> (馬場中山)の様子を、宮城の阿部さん、岩渕さんたちがよくご存じでしたら、
> 聞いて来てください。
>
> --- On *Mon, 2011/5/2, 丸谷 博男 wrote:
>
>     サニタリーユニットの要望が、女川からありました。
>     山奥の避難所が、ちょうど該当するのでお願いしたいとの事でした。
>     5日に現地で打ち合わせてきます。福岡の片井さん、よろしく。
>     いくつかの市町村にファックスを送っていたのですが、返事は30~40%
>     の確立です。
>     南三陸町、石巻市、名取市は返事がありません。

(2011/05/02 14:16), 地域計画研究所 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0177] Re: 丸谷より朗報です!

> 皆様
>
> 宮城支部の阿部です。
> サニタリーユニットの件、よかったですね。お礼を申し上げる立場でもあります
> ので、ありがとうございました。
>
> 南三陸町の町長さんの奮闘ぶり、自主性は凄いです。自分で決めて県や国にツケ
> をまわしています。そのリーダーシップもあるのだと思います。以下、馬場中山
> の記事を見つけました。
> http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1065/20110406_02.htm
>
> こんな地区は他にも沢山あるのだと思いますが、燎原の火のようにひろがるとい
> いですね。4日に岩渕さんに気仙沼に連れていっていただけそうなので、時間が
> あれば・・・、ということにいたします。

(2011/05/02 15:44), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0180] 馬場中山の復興まちづくり

> 阿部さん、皆さん、ご苦労さま/本多です。
> 阿部さんが紹介してくれたサイト、見ました。
> そのほかに、馬場中山の住民自身が作っているHPがありました。
> http://babanakayama.client.jp/
> TV番組(被災地・再起への記録、孤立集落・どっこい生きる)で見ましたら、・・・
> この集落の人々は、集団避難をせず、自力で避難所風の木造建築を新築して共同
> 生活をしつつ、仮設住宅が出来るのを待っているようですが、仮設住宅用地(高
> 台の休耕地)を自分たちで決めて、「工事用の道路がない」というので、道路を
> 自力で建設して、県に(仮設住宅建設を)要請していました。県の担当者が現地
> に来て「水道がないのが問題」と言って「検討する」と言っていましたが、水道
> はその土地から300mのところまであるそうですから、実現可能なのではない
> かと私は思いました。
>  現在も住民はひとまとまりで生活しているし、仮設住宅もまとめて建設するだ
> けの土地があり、民有地ですが、地主は全員コミュニティの人々とのことですか
> ら、従来のコミュニティがまとまって復興まちづくりに取り組むことが出来そう
> です。
>  道路建設に重機が必要とか、いろいろ必要なものは、ネットを活用して全国・
> 全世界からの支援を受けていると言う点もすごいと思います。

2011年

4月

28日

discussion 避難所調査票を作成しました(竹山)

(2011/04/28 16:54), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0124] 避難所調査票

> 野邑さま、木村さま、皆さま、竹山です。
> 明日から3日間の岩手県・宮城県の避難所調査のための避難所調査票を作成しました。
> 何か改善点があればご提案下さい。
>
> 竹山清明

避難所調査票 案
110428避難所調査票(案).pdf
PDFファイル 50.0 KB

(2011/04/28 17:41), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0126] Re: 避難所調査票

> 本多です。
> 竹山さん、ご苦労さまです。
>
> 避難所調査票、改善提案
>
> 「医療」の状況の項目を追加していただけたら、と思います。
> ・避難所に専用の医務室があるか
> ・近くに医療機関があるか
> ・医師などは常駐か、巡回か(毎日か、何日毎にか)など
>
> 以下は細かいことですが、
>
> Bトイレ
> 個数とともに故障個数も。
>
> E「浴室」
> たぶん浴室がなくても近くの自衛隊の施設などに通う等のところがあると思いますので、項目(見出し)は「入浴」にした方がいいかな。
>
> II,B 年代別人数
> この部分に「小学生」「中学生」という括りもできたら。

(2011/04/28 18:22), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0127] Re: 避難所調査票

> 本多さん、竹山です。
> ありがとうございます。
> ご意見を反映させて修正します。
> 助かります。

(2011/04/28 18:33), chiikiken wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0128] Re: 避難所調査票

> 竹山様
>
>  調査票の件ですが、避難所の運営主体(今回は多様な形態があると思うので)も必要かと思います。
>  今回の調査の目的も書いていただけるとみなさん検討しやすいかと思います。(まず現状を把握する、現在の避難所の改善に役立てる、被災者の今後の生活要望を把握し復旧、復興に役立てるなど どこにポイントをおくのか)
>
> 地域計画研究所 若山

(2011/04/28 19:06), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0129] Re: 避難所調査票

> 竹山です。
> ご意見ありがとうございます。
> 今回の調査は、長く使わざるを得ない避難所の居住性改善のための調査で、調査票はこちらが聞き取ってメモるためのものです。

(2011/04/28 21:21), 乾康代 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0131] Re: 避難所調査票

> 竹山 先生
>
> 茨城大学の乾です。
> 茨城県のいくつかで避難所調査をしています。
>
> 水戸市が出している食事は、朝食菓子パン2個、昼食おにぎり2個、夕食弁当というひどさです。牛乳、お茶もありません。食事内容をきいてみたらどうでしょうか。
>
> こちらでは避難所を統合、閉鎖で、急速に減少しています。
> そのなかで、福島県からの県外避難者の避難所は県内避難者とは別に指定しており、少年の家などの宿泊施設が当てられています。食事は県内避難者と同じですが、施設設備は市民と大きく変わります(個室がある、畳で寝られる、風呂がある、洗濯機があるなど)。そのようなことも反映できればと思いました。県外避難者用避難所は閉鎖予定がありません。
>
> また、介護が必要なのは高齢者だけでなく、高齢者以外でも、精神、身体上の障害や問題をかかえる人がいます。茨城ではそういう人たちの避難所がこの間まであったようです。

(2011/04/28 22:08), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0132] Re: 避難所調査票

> 乾さま、竹山です。
> ご提案ありがとうございます。
> 修正に盛り込ませていただきます。

(2011/04/28 23:14), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0133] 避難所調査票のお礼と最終版

> 皆さま、竹山です。
> いろいろな方々からご意見をいただき、避難所調査票の最終版を作成しました。
> お礼の意を表するとともに、最終版を添付します。
> 必要があればご活用いただければありがたく存じます。
>
> 竹山清明

避難所調査票 最終版
110428避難所調査票(最終版).pdf
PDFファイル 68.1 KB

2011年

4月

26日

discussion 職人の復興支援について教えてください(柳澤)

(2011/04/26 12:02), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0104] 職人の復興支援について教えてください。

> 東京支部 柳澤です
>
> 東日本大震災復興に関して現地復興に大工など職人の手の支援ルートはあるのでしょうか?
> 新建のメンバーでも知り合いの工務店などに働きかけができると思います。
> 私も知り合い工務店に話をしましたら、「ルートがあれば支援に向かいますよ。」とのことで
> した。

(2011/04/26 16:58), 久守 一敏 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0108] 職人の復興支援について

 

> 東京支部 柳澤様
> ご苦労様です。仮設住宅への支援は地元企業や団体が中心になります。丸谷さんたちは
> この制度を利用して申し込まれるようです。
> 事業者への発注は、自治体から地域へと行われます。
> 被災復旧の事業は、法律にもとづいて調査が行われ復旧事業費が算定され業界団体を通
> じて割り振りがされていきます。縦割りの作業です。被災状況はHPで既に出されてい
> ます。仮設や避難所も同様の手順を踏んでいきます。
> 個人住宅やその他の建物は、応急被災度判定や罹災証明などで判定され義捐金の配分や
> 税制処置などが取られますが、ここでの復旧・復興計画や再生の道のりに大きな問題が
> あり夫々指摘をされているような内容です。住宅再生のボランティアは、現地の受け入
> れ体制やマネージメントが必要ですが、まだ整っていません。新建や他団体で募集登録
> を開始したばかりです。全権総連などでも始まっていません。また、無償・有償など考
> えなければならない整理点もいくつかあります。
> 木造仮設やそれに伴った動きのニュースを抜粋して添付します。全建総連のHPからニ
> ュースが写真つきで入っていますのでご覧下さい。

全建総連支援対策本部ニュース28.pdf
PDFファイル 913.5 KB
全建総連支援対策本部ニュース抜粋.pdf
PDFファイル 182.2 KB

(2011/04/26 17:46), kai-arch@nifty.ne.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0111] Re: 職人の復興支援について

 

> 久守さん情報ありがとうございます。
>
> 人の動きとなると体制がより整わないといけないということで、なかなか「どこへいってなに
> をやれー」と言うように簡単なわけにはいきませんね。
> 「全建総連のHP」など注意深く状況事態を見守りながらなにができるか判断してみます。
>
> 柳澤泰博

2011年

4月

21日

discussion 【助成金】 科学技術振興機構 研究開発成果実装支援プログラム(鹿瀬島)

(2011/04/21 10:42), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0053] 研究開発成果実装支援プログラム

> 福岡市の建築家の佐藤俊郎氏から、下記のメールをいただきました。
> 福永氏の取り組みや、今後の支援活動に活用できるかも?知れません。
> 取り急ぎ転送致します。
>  
> 佐藤さん有り難うございました。
>
> ■研究開発成果実装支援プログラム
> http://www.ristex.jp/examin/suggestion.html
>  
>> ご無沙汰しています。
>> 今度の震災で、活動をされている様子、メールで拝見しました。
>> 実は、JST:科学技術振興機構が、震災へ関連して
>> 研究開発成果実装支援プログラムを行っています。
>> http://www.ristex.jp/examin/suggestion.html
>> このページを見て下さい。
>> 震災復興への様々なプログラムへ支援するものです。
>>
>> うまく行けば500-1000万円の支援がでます。
>> 特に、建築、地域再生の実証的なプログラム
>> (構えなくていいと思います)、
>> つまり、被災地で何がやりたいのか、そのやりたい事は、
>> 現在と将来の災害時でも必ず、役に立つと思われるプログラムです。
>> ご参考までに。
>>
>> 佐藤俊郎

2011年

4月

20日

discussion お役立ちサイト・ソフト(日程調整など)

(2011/04/20 19:14), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0046] お役立ち(日程調整等)

> 日程調整用のサイトを検討してみました。
> 結構使えるかもしれませんので参考までにお送りします。
> 他にも使いやすいサイトがありそうですが…。
>  
> ■伝助(登録は100人までと、1ヵ月程度の期間)
> <どんなもんかサンプル作ってみています>
> http://densuke.biz/list?cd=a6KkaEnCYvNV4SvW
> http://www.densuke.biz/
>
> ■ちょー助
> http://chosuke.rumix.jp/
> 福岡支部では田中君が教えてくれて、これをよく使ってます。
> ただし下記です。
> 調整期間の終了日を7日過ぎると、スケジュール表は自動的に削除されます。
> 物理的に削除されますので、お問い合わせ頂いても復活させることはできません。
>
> □比較サイト
> http://uetsuhara.com/articles/2009/05/schedule-tool.html

 

 

その他のお役立ちサイト・ソフト

ホームページ作成サービス

Jimdo http://jp.jimdo.com/

 

メーリングリストサービス

freeml http://www.freeml.com/

 

クラウド型チャットサービス

ChatWork http://www.chat-work.com/ja/

 

オンライン付箋サービス

lion http://ja.linoit.com/

 

ソーシャルネットワークサービス

mixi http://mixi.jp/

twitter http://twitter.com/

Facebook http://www.facebook.com/

 

2011年

4月

08日

discussion 復興支援のコンテナハウスの情報(鹿瀬島)

(2011/04/08 15:35), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05010] コンテナハウス情報

> 会員各位 様
>  
> お疲れさまです。
> 参考までに復興支援のコンテナハウスの情報を少し集めてみましたので
> 簡単にご報告させて頂きます。
> 福岡支部は明日(9日)の打ち合せ時に考えていきましょう。
>
> ※支部の救援物資の連絡があれば下記にお願い致します。
> http://www.shinken-fukuoka.net/%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF-%E6%95%91%E6%8F%B4/
>
>  
> ■エクスコンテナ/コンテナ建築を被災地に届けるプロジェクト
> http://exc.ysmr.com/top/
> http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1104/07/news013.html
>  
> ■中古コンテナ/中古コンテナ販売
> http://www.m-container.com/container/2011/03/40ft-3.html
>  
> ■三協フロンティア/応急仮設住宅の建設
> http://www.sankyofrontier.com/corporate/csr/reconstruction.html
>  
> ■C-BOX/コンテナシャワールーム等
> http://c-box.dep-pro.com/
>  
> ■難民を助ける会
> http://i-sugawara.jp/images/project_container-houses2011march.pdf
>  
> ■デベロップ/仮設住宅として使えるコンテナハウスの販売
> http://www.hotfrog.jp/%E4%BC%81%E6%A5%AD/%E3%83%87%E3%83%99%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97_6733267/%E5%BE%A9%E8%88%88%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0-42301

(2011/04/08 16:00), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05011] 追記(コンテナハウス)

> 各位 様
>  
> お疲れさまです。
> 先ほどのコンテナハウスの情報は、福永氏が提案されています
> 海上輸送用のコンテナ利用の仮設住宅とは、意味合いのものも含まれています。
> ユニットハウスの情報も含んでいます。
>  
> 検討用に参考になるものをお送りいたしました。
> 取り急ぎ。

 

2011年

3月

26日

discussion 震災の影響と支援の動向(久守)

(2011/03/26 0:42), 久守 一敏 wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][04917] 復興に向けて全国事務局ご苦労様です。

> 鎌田様 各位
> 全国事務局会議、ご苦労様です。
> どんな議論になったのでしょうか、お教えください。
>
> 現場には、東日本大震災の影響がじわりじわりと押し寄せています。
> 材料入荷のめどが立たないため工事中止や仕様の変更、やむを得ない中断など大変です
> 。職人さんの中には仕事を求め、東北へのつてを探す人もおられます。
> 合板や断熱材、プレハブ関連資材(ユニットバスやキッチン・給湯器から洗濯パンやも
> の干し金物まで)、大手自動車メーカーが生産中止しているために大手塗料メーカーが
> 生産を縮小しており我マンションの大規模修繕工事は手摺の塗装は後回し買い占めでシ
> ーリング材不足など、今後の影響が計り知れません。
>
> 政府の仮設住宅発注は、プレハブ協会への集中と地方自治体窓口の地元企業への木造住
> 宅の要請だそうです。全建連(社団法人全国中小建築工事業団体連合会青木宏之会長)
> が積極的に取り組むようです。全建総連は全建連に協力を申し入れました。全建総連は
> 、縦線の支援活動として各県連にブルーシートやロープなどの物資確保要請をしました
> 。県連本部を中心に支援策を考えていくようです。全建連と共同で進めているゆうゆう
> 住宅の検査員を全国動員で現地に派遣して住宅相談に応じるようです。
>
> 他団体との共同取り組みは可能で意見交換や情報交換は是非にとのことでした。住まい
> 連の坂庭さんからのメールは届いてる今日の申し入れなど同感だとのことでした。住宅
> ディーの学習会や私が東京に来ないかとのことでしたが、当面仕事の調整と一斉地方選
> 挙の関係で動きが取れません。電話とメールでの連絡になります。
> 東京で鎌田さんあたりがあっていただけるとたすかりますが、よろしくお願いします。
>
> 4月の第3週か4週に東京に伺いたいとかんがえています。5月には現地調査に入りた
> いと考えています。それまでに、京建労が派遣になればその便で行く予定をしています
> 。
>
> 全菅連の事務局長の谷垣氏23日に仙台入りしました。バスしか便(緊急車両扱い)が
> なく帰りの便が取れない状況だとか、現地に向かう車両が本当に少ない。物資が末端ま
> でなぜ届かないのか不思議がられていました。マンションの被害は少なくライフライン
> の回復が重要とのことでした。一点気になるマンション被害の話が出ていました。屋上
> の高架水槽に水が半分くらいしかない状況で震災になったようですが。水位が少し低く
> なっていたため緩やかな振動で波が起こりその圧力を受けFRPの壁が破壊されて使えな
> くなったというものです。270戸余りのマンションだったようです。こんな状況にな
> るものかと考えています。
>
> しっかりした支援体制ネットワークを是非作りたいものです。
>
> 京都支部幹事 久守 一敏

 

2011年

3月

15日

discussion お願い(佐藤)

(2011/03/15 8:26), 安全・安心な社会創造研究所 佐藤 隆雄 wrote:
ubject: [nuae_tokyo_m:2260] お願い

> 新建の皆様へ
>  新建会員の佐藤 隆雄と申します。岩手県大船渡市の出身です。50年前のチ
> リ地震津波の
> 体験者でもあります。実家の家族の安否は確認できました。家は流されてはおり
> ませんが、浸水
> のため住める状況にはなく、全員避難場所に避難しているとのことです。
>  マスコミの報道を釘付けでみておりますが、津波被害を解っていないコメント
> ばかりで、イライラ
> しています。
>  私が加盟している各団体にも同じメールを出し、お願いしているところです。
> 同様の文書を新建
> の皆様にもお送り致しますので、ご検討頂ければ、と思います。
> 文
> 事態の推移を見守っている状況ですが、被災地大船渡出身者として、ご一報を差
> し上げます。
>  今回の東北関東大震災にかかる政府対応は、全くなっていません。津波災害の
> 実態を全く解
> っていません。省さえぢの見解を認めましたので、ご理解を頂ければ、ご協力を
> お願いします。
>  事態は深刻です。TVのコメンテーターの解説を聞いていると、全く津波によ
> る被害の出方を解って
> いなく、イライラしてしまいます。地震災害の場合は、家が壊れても、中には使
> えるものがあったりしま
> す。また、停電しても、すべての電柱が倒れる訳でもなく、変電所も全てが壊れ
> る訳ではありません。
> したがって、比較的早く復旧します。
>  鉄道なども、曲がりくねったりは」しますが、路線そのものは残ります。しか
> し、津波の場合、全て根こ
> そぎ浚われてしまいますので、何も残らないのです。電話が繋がらないという声
> が多く聞かれますが、
> これは、多くの人が電話を使うため、錯綜していると言いますが、そうではない
> のです。アンテナを初め
> として、通信機器そのものが破壊されており、通信途絶の状態にあるからなので
> す。ですから、対応とし
> ては、衛星電話などを早急に配ることが重要なのです。現在NTTが特設電話を
> 数台づづ敷設し始めた
> ので、現地では、1人3分以内で、安否情報を伝えていますが、これでも2時間
> 以上並んで漸く順番が廻
> ってくる、という状況です。また、断水も深刻です。それと、寒さです。暖を取
> る手立てがありません。カイ
> ロや毛布など、早急に届ける必要があります。食料も不足しています。燃料はプ
> ロパンなので、ボンベや
> コンロを送れば、暖かいものも食べられます。空輸で届ければ済むことです。
>  さらには、発電車も配置する必要があります。明かりがあるだけで、避難者は
> ホッとします。3日以上経
> っても、このような対応ができていない政府の対応は、大問題ですし、
>  マスコミに登場する防災専門家なる連中が、誰一人このようなコメントをして
> いないのは、全く、津波災
> 害と言うものを解っていないからです。NHKの朝の番組に出ていた、某防災専
> 門家などは、山が近いの
> だから、山から薪を取ってきて、それを燃やしたら良い。などと馬鹿な発言をし
> ていましたが、誰が取りに
> 行くんですか?、そんな余裕などありません。
>  また、新聞紙をい身体に巻いて、その上をサランラップで負うと良い。とも
> 言っていましたが、新聞紙や
> ラップが何処にある言うのですか?
>  それよりもマスコミを通じて、政府への緊急対応を要請すべきです。何度も言
> いますが、震災とは違うの
> です。何もかも無いのです。
>  仙台を除けば、もともと、この地方は車社会です。何をするにつけても、車が
> ないと成りいきませんん。
> ガソリン不足が伝えられていますが、当然なのです。ガソリンスタンドも流され
> ているのですから・・・。
>  これも、各被災地に給油車を直ちに配備すべきです。
>  マスコミの対応も、なっていません。報道をエリア分けすべきです。例えば、
> NHKは網羅的に、4チャンは
> 岩手県北部、6チャンは岩手県南部、8チャンは宮城県北部、10チャン、は宮
> 城県南部、12チャンは福島
> 県、いった具合です。そうすれば、もう少し詳しい情報が取れるし、安否確認な
> どもできます。
>  高齢者の多い地域です。常備薬も無いと思います。各避難所に医師を派遣し、
> 不足している薬など、現地
> の情報を一刻も早く中央に届けられるよう、臨時の通信設備を設置し空輸等で対
> 応すべきです。
>  今の状況ですと、2次被害が発生する恐れ大です。新建からも、こうした支援
> 要請を国に対して、直ちに発
> して頂ければありがたいです。
>  大船渡市は私の故郷であり、実家もあり、兄の家族7人がいますが、命だけは
> 無事と言う連絡がありました
> が、家屋は床上浸水で、避難所に避難している状況です。
>  昨年、チリ地震50年と言うことで、春季学会を大船渡でd開催して頂きました。
>  私は、50年前のチリ地震津波災害を体験しています。
>  それから、気が着いたこと、一点ですが、各地のボランティア団体が先遣隊を
> 派遣していますが、関西や関
> 東方面から行っている部隊が多く、宮城で活動している状況です。ボランティ団
> 体もお互い連絡を取り合い、
> 岩手の各地にも入るよう調整して欲しいものです。(村井さんにはこの旨メール
> をしました。)よろしくご検討の程、
> お願い申上げます。
> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
> 佐藤 隆雄
>  独立行政法人 防災科学技術研究所 防災システムセンター 客員研究員
>  東京経済大学講師
>  技術士事務所 安全・安心な社会創造研究所 代表 技術士(建設部門:都市及び地方計画)
>  災害復興まちづくり支援機構 事務局次長 URL:http//www.i-drso.jp/
>  関西学院大学復興制度研究所 客員研究員
>  文科省「首都直下地震防災・減災プロジェクト」研究員
>  神奈川県公共事業評価委員会委員
>  日本技術士会防災支援委員会委員
>  財:地域活性化センター 地域づくりアドバイザー
> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

2011年

3月

14日

discussion 復旧・復興支援の視点(黒田)

(2011/03/14 18:30), 黒田 達雄 wrote:
Subject: Re: [shinken-zenkoku][04745] <訂正>東日本大震災/新建・全国幹事会の声明

> 本多先生、新建の皆様へ、
> 神戸の黒田です。
> 先日の全国幹事会は、兵庫自治研の総会のため2日目は参加できず、申し訳ありませんでした。
> 遅くなりましたが、大震災に関して新建としての声明、下記の案で基本的に賛成です。
>
>  昨日も兵庫震災復興研究センター(塩崎賢明、西川榮一代表)で、対応策を検討しました。
> そこでの議論では、復興策としての提案もありましたが、
> 私は、まず「復興」より「復旧」が先決で、今後も時々刻々に状況が変化する中、
> 災害救助法に基ずく水や食料、瓦礫撤去、避難所でのトイレ・風呂などの被災者支援が急務で、
> またいきなり現地へ調査団を派遣しても、地元自治体が壊滅している状況では受け入れ態勢もないので、
> 阪神・淡路大震災を経験した兵庫県や神戸市などの10市10町に、
> 物資を含めた支援隊を早急に派遣し、支援隊受け入れの基本態勢をつくることを申し入れるべきだ、
> と主張しました。今その案分を震災研の事務局で作成中です。
>
>  復興についても、阪神大震災では、16.3兆円も投資されましたが、
> 大手ゼネコンや大阪の大手設計事務所などが入り込み、地元の建築・建設業界は全く疲弊したままです。
> 更に県や神戸市は、国の補助金欲しさに、復興と称した再開発や区画整理事業に奔走し、
>
> 急を要する生活再建や復興事業を長引かせ、あげく地域経済基盤を破壊しただけです。
>
>  東日本大震災の特徴は、「広域的同時多発地震」と嘗て無い津波災害で、
> 今後おそらく阪神大震災の人的・物的被害は2倍を超えるでしょう。
> 従ってそこでの復旧・復興も、阪神大震災と同じ様な対応では、
> 復興まで20~30年という時間を要することになります。
> ただ、我々もこうすべきだという具体的対案を持ち合わせていませんが、
> 今後震災研として、毎週集まって考えていこうと言うことになりました。
>
>  東北・関東方面の新建の皆様、個人的には遠くからの物的支援は勿論、
> 復旧・復興に関わってきた教訓からの意見・提案はさせて頂きますが、
> 現地まで行く時間的余裕はありませんので、申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

(2011/03/14 23:44), 久守 一敏 wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][04747] 東日本大震災/新建

> 黒田さんの提案に賛成です。
> 自治体自体が損害を受けている中、自立した災害支援ネットワークそのものの派遣が必
> 要です。ボランティアリーダーをはじめ被災住民の自立支援ができるものです。
> 阪神震災を経験した関西の自治体が中心になりフェリーなどでの物資共々の派遣を求め
> るものです。
> 久守