新建築家技術者集団は建築とまちづくりの専門家集団として
能登半島地震の復旧・復興を全面的に支援します
能登半島地震では、広範囲に大きな被害が発生しました。お亡くなりになられた方には心より哀悼の意を送ります。また、被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。
発災から1ヶ月が過ぎ、孤立した集落は解消したとはいえ、復旧への道は始まったばかりです。
私たち、新建築家技術者集団(略称:新建)は 1970 年に全国的な建築運動の団体として発足し「住む人、使う人の立場」に立ち50年以上運動を展開しています。現在 700 人弱の会員を擁し、専門分野も設計、コンサルタント、施工、行政、研究など多分野に及んでいます。
新建では、地震発生の翌日から、救援募金を開始しました。また、東日本大震災の際に設立し、その後の災害時にも対応してきた、新建災害復興支援会議を1月8日に開催し、今後の支援の検討を行いました。
過去の地震や水害の際には、家屋調査や震災後のまちづくりにも携わり、特に東日本大震災や熊本地震では、長期にわたって被災者の支援を行っています。
今回の地震でも建物倒壊など多くの被害が発生しており、補修や建て替え、地盤整備等をどのようにするのか、被災された方の不安と課題は膨大だと感じています。
「住まいは生活の基盤」「住まいは人権」と言われるように、復興にあたって、さまざまな分野のネットワークが求められています。新建には、みなさまの住まいやまちづくりに関する相談に積極的に応えられるメンバーがいます。相談会等でのアドバイザーとしての参加も可能です。 様々な団体、組織といっしょに取り組みができるように努力します。
2024年1月 新建築家技術者集団 全国幹事会議長