25建まちセミナーin仙台(詳細)

セミナー内容 10月25日(土)~26日(日)

目次

講 座  13:20~17:00 会場:東北大学青葉山キャンパス

第1講座 (13:30~14:10) 『東日本大震災復興から何を学ぶのか』
講師: 遠州 尋美  みやぎ震災復興研究センター事務所長(元大阪経済大学教授)
内容:東日本大震災復興の現場では,惨事便乗型巨大土木事業の隠れ蓑となった創造的復興と,被災者の生活再建に心を砕く,人間の復興とがせめぎ合った。前者を可能としたのは,過半を復興増税で賄う総額32兆円超の国丸抱え復興財源システムだった。しかし能登地震被災地のネグレクトが示すように,南海トラフ巨大地震等不可避的巨大災害でその再現性は望めない。ならば私たちは何を継承するのか。ともに考えたい。

第2講座 (14:10~14:50)『被災後の地域活動を支える地域コミュニティの経験知今後の課題』 
講師:田澤 紘子  東北芸術工科大学デザイン工学部 企画構想学科       
内容:災害危険区域予定だったけれども指定されなかった井土集落において、今もマルシェや清掃など住まなくなった住民も参加し続けている意味、井戸まちづくり情報局の取組を報告する。また、移転した方も含めて三本塚の地域再生に取り組みなどを報告する。

第3講座 (15:00~15:40)『被災地からの集団移転による新しいまちづくりはー』
講師: 杉山 昇  都市住宅とまちづくり研究会       
内 容:東松島市は沿岸部の各地区で大きな被害を受け、災害危険区域に指定された。海岸から遠い地域や山の上などに集団移転をすることになり、としまち研はその移転先のひとつである東矢本駅北地区(後に「あおい1~ 3丁目」)での新しいまちづくりのお手伝いをしました。いわば「コーポラティブ方式による日本一住みやすいまちづくり」を被災者=住む人主体で行ってきました。東松島市大曲地区の被災者が防災集団移転促進事業であおい地区の団地にどのような
議論、住民参加と合意を工夫しながら移転した団地の今を報告する。

第4講座 (15:40~16:20)『空き家の活用による持続可能な復興』  
講師:渡邊 亨子  株式会社 巻組代表取締役(石巻市)
内容:被災地の空家改修で支援者への賃貸活用、「巻組」を運営、被災地石巻市で絶望的条件の空き家を活用し、地域でアート思考人材を育てる事業スキーム、クリエイティブな人材が育つ環境を模索の経験を報告する。

意見交換 (16:20~17:00)
司会:窪田 亜矢 東北大学大学院工学研究科教授(都市デザイン研究室 工学博士)

交流会 17:30~19:30  会場:東北大学青葉山工学部生協DOCK

各地で、また能登半島地震で復興に取り組む人達と交流します。セミナー会場 隣接生協食堂
終了後: 地下鉄「青葉山駅」~「仙台駅」 (10間隔)をご利用下さい。
タクシー 生協出口に乗り場(仙台駅まで約3,000円)  予約はTEL.0570-06-1000(共同無線)

★開始時間が早まる場合があります。

被災地視察 8:30~17:30 

大型バス(50人限定)とマイカー(追尾)時間は目安です。
08:30 集合:仙台花京院緑地 仙台市青葉区花京院1-195-10
09:00 仙台市若林区井土地区/三本塚地区
関係者の皆さんの話を聞く
10:30 若林区荒浜小学校震災遺構/荒浜住宅跡地
11:30 三陸道港北IC~東松島矢本IC ※三陸道春日SAにて各自昼食購入
13:00 三陸道矢本IC~東松島市あおい団地
あおい住宅町内会の方のお話を聞く
14:30 石巻市門脇小学校/震災遺構祈念公園
    石巻市子どもセンター「らいつ」https://ishinomaki-cc.jp/
翌日オプション参加者は石巻ICで下車
15:30 三陸道石巻IC (休憩 東松島SA15分) 三陸道仙台東IC~市街地一般道~
17:30 仙台駅東口(終点、解散)、駅改札まで15分

◆第3日目10月27日 10人限定参加
■オプショナルツアー(佐々木さんに直接申し込み)
三陸リアス式海岸被災地の復興状況を視察します
佐々木さんの案内、追分温泉宿泊(マイカー利用)
大川小学校震災遺構視察 9:30 ~10:30
石巻十三浜 11:00~12:00(浜で昼食)浜の復興に係わった方々との交流

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