支部ニュース３月号表紙

３月号の表紙は、グンナール・アスプルンドの代表作の一つである森の火葬場です。訪れる前は地面に建つ十字架のイメージしかなく、それだけに大変印象的な景色の連続でした。
先月号の表紙もそうでしたが、こちらも広大な自然あふれる景色にまず圧倒されました。広い空と広がる大地、そしてそこに建つ十字架。林の中を歩けば、木々の足元に見え隠れする墓石。墓地に対するイメージが大きく変わった時間でした。しかし、日本でも田舎へ行けば山の中に建てられた墓石を目にすることがあります。霊園とよばれる多くのお墓が集まった場所も良いですが、ここのように木漏れ日がさす木々の間に眠る人たちのことを考えると、ゆっくりと休めるのはこちらかな、と考えながら歩いていました。

広大な大地の端に十字架が見えます。