新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1月の表紙は、ストックホルム市街から電車で南へ30分ほど行ったところにある教会を紹介しました。以前に建築雑誌で紹介されているのを読み、機会があればぜひ訪れたいと思っていた場所でした。外観は素朴な煉瓦造りで質素で堅実な印象で、パリなどのゴシック様式の教会とはまた違った美しさがありました。室内は外観と同じく煉瓦造りで、天井から下げられた多くの照明器具が星の様に輝き、煉瓦の荒い印象との相乗効果が独特な雰囲気の空間を生み出していました。窓は壁に穴が穿たれたのみと見受けられ、今でこそ内側にガラスが設けられていますが、昔はそれもなかったのではないかと推測されます。暑い夏も寒い冬もここで行われたであろう、礼拝に臨む真摯な姿勢が感じられました。
入口の看板です。
煉瓦積みを主とした素朴な外観です。
表紙の写真です。天井から吊られた照明器具が美しかったです。
細かなカーブを描く天井が印象的でした。
金色に輝く照明器具。
穴が穿たれたのみの窓。内側のガラスも密着しているわけではなく、ガラスと壁の間に隙間がありました。
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