板橋にある築46年、7階建て22戸のVKマンションの管理組合から相談がありました。「VKマンションができた3年後に、東側に7階建て30戸のKGマンションが建ちました。相談のあったVKマンションの敷地にある1.8mのフェンス基礎と、KGマンションのフェンス基礎と隙間10㎝に木が生え、育ち、高さ3m程度、太さは5㎝を越えるものが5本もあります。敷地の高さの違う基礎とフェンスを破壊する状態になっていて、どちらの責任で対応をすれば良いのか」という内容でした。
私は「現状では木を切ることしかなく、フェンスをくぐって両方に出入りしている樹木も見られますので、フェンスの部分は短く切って、取り外すようにします。費用は折半でと考えるのが現実的と思います。」と回答をしました。
根本的な対策としては、そのような場所を新築時からつくらないということです。土地の高さが違う場合は特に注意が必要です。
新築時の注意の他に、何十年という長い時間の中で、管理会社として、「雑草取り」という日常業務で、太くなる前に、あるいは改良の一環として、雑草や樹木の繁茂を避けられるように、隙間を塞ぐ工事を提起する責任があったと思います。
この部分は東側の隣地境界付近ですが、実は西側の隣地との境界も同様に隙間がありました。土が入っているのでここも同様になることが想像できます。
同じ板橋区のマンションでは万年塀が破損した例もありました。先方の土地の擁壁がいい加減なもので隣地の樹木が間で成長して太くなったからでした。新たなコンクリート製の擁壁を相談の上、先方につくらせたこともあります。
隣との敷地間の樹木
建まち相談室より