8月3日、東京都庁記者クラブにて、東京支部の「見解と提案」の発表にあたり、記者会
見を行いました。
各社10人が来られました。45分程の「見解と提案」の説明をし、その後各社からの質疑と回答が活発に行われました。
9:30 知事宛要請書及び「見解と提案」を提出 2022年8月3日都知事への要請書
11:00 都庁記者クラブにて記者会見
幹事社:東京新聞記者
NHK首都圏局放送部
朝日新聞東京本社社会部
東京新聞編集局社会部
毎日新聞社会部
読売新聞東京本社
共同通信社携帯ニュースサイト
しんぶん赤旗首都圏総局東京分室
司会 全体の流れを紹介 柳澤泰博(支部常任幹事・事務局長)
新建の紹介 千代崎一夫(支部代表幹事)
「見解と提案の説明」 若山徹 (東京問題研究会)
質疑応答
Q 3月3日付けで発表した「声明」の性格はとそれに対して回答はあったか?
A こちらから都に対し再開発見直しを要請。建築・都市計画・造園、周辺町会自治会、市民代替に 当には考えを伝えたのみ。新宿区都計審は都に対し、新建の声明に留意するよう要請。
Q 「見解と提案」は都や事業者に回答を求めるのか?
A 都や事業者への対応は現在検討中である。声明を送った団体、個人には意見を求めていたい。
Q イコモス案があるのに違う案を出したのは、一緒にしていくということではないのか。
A イコモス案は緑地計画の立場での案であり、私たちは建築・都市計画の立場で提案しており、イコモスに私たちの提案を送っている。イコモス提案とは多くの点で一致しており、今後それぞれの立場で検討、協議していけるとよい。
Q スポーツ施設の改修の場合は事業を休まず行うことは可能か?
A 改修であればシーズンオフを使って可能。新築と比較すれば工期は短い。ラグビー場の耐震補強は放置できない。現在地での早急な耐震補強が必要。ラグビーは全天候型のスポーツであり、屋根付き競技場はそぐわない。
Q 野球場は絵画館と設計者が同じと聞いている、絵画館は文化財なので野球場も同様に評価をすべきと思うが。
A その通りと思う。再評価して継続して使うべきである。
現在の伊藤忠ビルも価値がある。今あるものを大切に使うという思想が大切である。
(文責:千代崎・若山)