サイト運営のためのテスト投稿です。

acceptance, tolerance, people

新建web.Mにようこそ。
この投稿は、サイト運営のためのテスト投稿です。これから新建築家技術者集団+webで何ができるのか(何ができないのか)をサイト上でトライしてまいります。

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民主主義的な団体が陥るコンセンサス問題

開かれた民主主義的な団体の多くは、その組織が開かれているがゆえのコンセンサス(同意)を取る難しさに悩んでいます。全員が同じ方向を観ていると集団主義に見えるし、バラバラだとまとまりがつかず団体としての存在意義が失われます。多くの団体は、コンセンサスを取ることに力尽き、とても真面目で素晴らしくかつ尖っておらずに面白くない文章を流すしかない状態に陥っています。

「言いたい意見は個人でやればよく、団体としてはコンセンサスがないものは出せない」
これが一般的な団体の結論ですし、正論です。
ですがそのせいで、本来、多様な建築技術者の声が、発出できない状況にあるのもまた事実です。私たちは個人で戦っているのではなく、多くの仲間や意を同じくする人々とともにいきているわけですから。

最大公約数から最小公倍数へ

本来はちょっと意味合いが違うのですが、最大公約数は全数の共通項の最小部分、最小公倍数が全数が共有できる最大数というイメージです。
図のように、全員のコンセンサスが取れるハッチングの部分から、全員の可能性の領域まで広げる赤いラインの部分への転換です。
これが本来の組織の力ではないかと思うからです。

必要なのは文章責任(文責)

この仕組みを担保するものは、記名記事=文章責任をはっきりさせるということです。新建築家技術者集団が書いているのではなく、「私」が書いている「私個人」の考え方だという点をはっきりさせる必要があります。
例えば、再開発。
1)都市の発展のためには必要
2)必要悪だが、やらないと発展しない
3)もう十分やっているので不要
4)そもそも環境破壊すべきではない
まで色々あり、新建自体は、不必要な再開発が多いという立場の論調です。
ですが仕事では再開発をやっていて、でも新建会員である方もおられますし、そもそも再開発を担当しているゼネコンや設計事務所の方々もおられます。そういう方々の意見は新建ではあまり反映されないわけです。
文章責任のもと、個人としての意見であれば、誹謗中傷やフェイクでない限り、尊重されるべきですし、そういう論があってもよいはず。少なくとも色々な意見がないと多様性が担保できませんし、ダイナミズムに欠けます。
ということで会員が記名する文章であれば、ほぼなんでも掲載していきたい所存です。

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この記事を書いたメンバー

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新建.M 編集局メンバー
新建築家技術者集団大阪支部会員 https://nu-ae.com/osaka/
有限会社I.L.D.代表取締役 https://ild-inc.net
教育事業部:製図試験.com代表 https://seizushiken.com
一級建築士事務所:生活とデザインのための研究所 管理建築士
合同会社大阪コミュニティ通信社共同代表 https://ucosaka.com

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