(2011/05/31 15:32), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0399] ナターシャ・グジーを迎えて健康まつり
> 本多です。
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> 29日(日)に、滋賀民医連主催の「健康まつり」があり、孫たちを連れて参加してきました。
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> あいにくの雨だったが、「チェルノブイリの歌姫」ことナターシャ・グジーが来てくれるということもあって盛会だった。
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> 最初に、東日本大震災の被災地へ救援に行ってきた民医連メンバーが演壇から一人ずつ報告と感想を話した。滋賀には診療所が2つあるが、そのなかからこんなに多数が行ってくれたのかと思うほど(やく半数)の、医師・看護師・技師・事務員らが、それぞれ体験を報告し、会場から盛んな拍手を受けました。
> 会場ではもちろん支援カンパを行いました。
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> 歌姫ナターシャ・グジーが登場する頃は超満員。(野外の予定だったが雨のため屋内になったのが残念。)
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> バンドゥーラというウクライナの民俗楽器を演奏しながらの歌。
> この楽器は、日本の琵琶に似ているが弦が63本もある大型弦楽器。
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> プログラムは
> *ママ・マリア *深い井戸 *眠りたくないの *いつも何度でも
> *秋桜(コスモス) *防人の歌 *幸せをありがとう *アヴェマリア (カッチーニ)
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> 秋桜や防人の歌は、日本人聴衆が好きだろうと考えてサービスしたというより、本人が好きな歌らしい。彼女が「ふるさとは死にますか~」(防人の歌)と悲しそうに歌うと、チェルノブイリの家とふるさとを全て喪失した彼女自身の悲しみが伝わってくるようだ。
>
> しかし、眠りたくないの のような陽気な恋歌もいい。透き通ったきれいな歌声です。
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> 彼女は歌の合間に、6歳のときのチェルノブイリ原発事故と、その後のいきさつを淡々と語り、「この誤りを繰り返さないで・・・」と訴える。
> (彼女は、福島の事故より以前から演奏会ごとに原発事故の誤りを繰り返さないように訴えている。)
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> そしてアンコールの際には、選曲の理由を話すのだが、その中で「早く日本が平和になりますように、この歌(見上げてごらん夜の星を) を歌います」と言って、歌ってくれる。
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> 自分が平和ボケしているせいか「平和になりますように」などと言われると一瞬「えっ?」と驚くが、彼女としては、福島原発事故が「収束」して被災者が自宅=ふるさとに帰れなければ平和とは言えないのだろう。
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> 最後は全員で「ふるさと」を歌ったのですが、これは、会場に人々が知っているからという選曲でなく、彼女自身が原発事故でふるさとを喪失した悲しみ、チェルノブイリ被災者全体の悲しみを考えて、同時に「福島の人々がふるさとへ帰れるように」という願いを込めて選ばれたようです。
>
> 孫たちもナターシャが気に入ったようでした。
(2011/05/31 17:14), dffnq316@yahoo.co.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0400] Re: ナターシャ・グジーを迎えて健康まつり
> 奈良支部の川本です。
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> 私も5年程まえ、大和郡山市民会館でナターシャさんの歌を聴きました。
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> 単に声がきれいで歌が上手というだけでなく、彼女の体験をもとにした原発をなくしたいという姿勢に感銘を受けたのを思い出しました。
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> その時は、正直言って、まさか日本でこのような原発事故が起こるとは思っていませんでした。しかし、これを機会に私たち一人ひとりが真剣に原子力発電の危険性や大量消費の生活パターンについて考えていく必要がある、と思います。
>
> 経済効率優先で様々な道理ある警告を無視した東電に対する怒りとともに、日夜を問わず、現地で奮闘されている方々に頭が下がる思いです。