仮設住宅に「ふくしま商店街朝市」 入居の浪江町民で盛況
【福島民友110823】福島市商店街連合会(渡辺匡会長)は21日、浪江町民が入居する同市北幹線第1応急仮設住宅で、「ふくしまふれあい商店街朝市」を開いた。
毎月第3日曜日に同市の街なか広場で行っている朝市の出張版。買い物の場を提供するとともに避難者との交流促進を図ろうと初めて仮設住宅で開いた。
会員企業と趣旨に賛同した企業約10店が出店。この日はあいにくの雨となったが、会場の集会所前には朝から大勢の避難者らが詰め掛け、新鮮でお買い得な野菜や果物、日用品などを買い求めていた。食器の無料配布なども行われた。
渡辺会長は「予想以上のにぎわい。入居者と地域の交流を深めていくためにも、今後も仮設住宅で朝市を開いていきたい」と話した。