日時:2018年11月20日(火) 18:30~
会場:都市住宅とまちづくり研究会(千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室)
主催:新建東京支部
ブロック塀の相談が住まいまちづくりコープに持ち込まれてきました。今年の大阪北部地震で小さい子供がなくなったブロック塀倒壊は多くの人の意識を高めるとともに、塀設置の技術的基準のあいまいさもあって、不安もまた醸成したようです。特に敷地境界の中心線上に置かれたブロック塀は長い期間のうちにその所有や責任範囲がわからなくなり、相互了解が相互不干渉に転嫁する場合も少なくないようです。どのようにつくられたのか、鉄筋は、袖壁は、といったことも分からなくなっています。今回の相談事例では高本さんが丁寧な対応をしてくれて「安心」を受け取ってもらえたとのことですが、ブロック塀の問題は今後もあり得ることなので、情報などを集めていきたいと思います。
その他の話題では、水害の被害判定に関して活動した経緯と、そうした災害被災への公的保険のあり方について、また、マンションでの高齢単身化に対する見守りのあり方と、それをも課題とした集合居住内での個住対策を資産管理を組み込んだシステムづくりとして考えていく方策について、などなど、話し合いました。