日時:2015年2月5日(木) 17:00~17:40
会場:東京都庁第一庁舎
主催:2020オリンピック・パラリンピックを考える都民の会
5日17時~17時40分 I OC広報担当のロックスバーグさんとの面談に出席しました。オリンピック・パラリンピックを考える都民の会からは、通訳の方を含め、11名(新建から千代崎さんと山下)が出席しました。
面談は、都庁の14階で行われました。
とても朗らかなロックスバードさんは、入ってくるとすぐに全員と握手、初めて会った人とまずは 名刺交換、席に着くと大きなバスケットに入ったお菓子を回してくださいました。 今回は、「建築とまちづくり誌の9月号オリンピック特集」を手渡しました。
都民の会とIOCの面談は、3回目になり、すっかり溶け込んだ雰囲気でした。 毎回、市民の声が大切ときちっと耳を傾けていただける姿勢には、とても感激します。
冒頭、ロックスバードさんから、天候が悪い中、私たちに来てもらったことへのお礼、 上司(ボスと言ってました)のマークさんがアメリカに出張中で同席できないこと、 また都民の会からの要望書への返信が「アジェンダ2020」を受けてからということで 遅くなったこと、本日スイスに行くため面談の時間が非常に短いことのお詫びがありました。 メインスタジアム、馬術競技場な、有明体育競技場、アジェンダ2020の持続可能なオリンピックの精神、 日本は地震が多く、臨海部は非常に危険なので内陸も部である駒沢競技場の活用なども含めて、 専門家の話を聞いてほしい等の意見を出しました。
メインスタジアムについては、IOCとJSCの両者が責任を持って進めているとの話でした。 馬術競技場など、いくつかは見直されていることが垣間見られました。
最後にロックスバードさんは「東京は立候補した時の精神、コンセプトがユニークであり、 ホスト国の国民と文化がユニークであるための鍵はオリンピックが国民のためにあること」 「みなさんからの手紙をもらうのは有益、返事を書くことは重要な私の任務、またこのような 面談はとても大切と思っている」とまとめられました。
2月27日に組織委員会がIOCに施設見直しを伝え、それを受けてIOCが返事をし、 4月末にマスタープランの変更になるという日程のようです。 IOCの方とはまた、お会いできる機会があると感じました。
新建として、防災上の問題、駒沢競技場活用のことなどをあらためて押し出すことが必要と 思いました。
山下千佳