千葉県市川市国府台に残る旧陸軍倉庫赤レンガ建物の保存・活用を求めています。
千葉県は今年から赤レンガのある敷地の売却を考え、調査を行うということで、例年行っていた見学会ができないまま、2年後に特に活用の方策が見えなければ、その後1年で更地・売却を考えるということになりました。
そこで、赤レンガをいかす会が主催して、赤レンガの存亡をかけて断固残し活用の道を探ろうという決意を込めて、フォーラムを行うことにいたしました。概要は以下の通りで、赤レンガをいかす会のHPで見られます。
2018年1月26日(金)
◆第Ⅰ部 15時より会場のヴォーリズ設計の日本福音ルーテル市川教会堂の見学
(伝統技法研究会 伊郷さんが修復)
◆第Ⅱ部 18:30~20:50フォーラム
丸山純氏(建築史家、千葉園文化財保護審議会委員)
下間久美子氏(文化庁文化財調査官)
中島康文(ルーテル市川教会牧師)
詳しくはHPにあるポスターをご覧下さい。
*この動きの後方支援のような形で、国府台コンソーシアムが結成されました。
5年前から働きかけをしていたもので、原科幸彦千葉商科大学学長が海洋、和洋女子大学の岸田宏司学長が副会長で、高校・中学・筑波聴覚支援学校・国府台病院等、国府台の諸団体が参加しています。
また、これを機に、どういう保存・活用をするのかといったアイデアをまとめるプロジェクトチームも立ち上げます。
赤レンガの保存だけではなく、国府台一帯を含めて考えようとしています。
所有者の千葉県と所在地の市川市が保存を表明するよう、多くのに皆さまに参加して頂くよう、お願い致します。